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31 急転直下 未来の予感

ァ国に告ぐ

 ァ国は歴史上始めて占領を経験するであろう

 隣国との国境の障壁を破壊する。

 我さき、早い者勝ちだ

 西部諸州、南部諸州は移民の手に落ちるだろう

 中南米諸国から数千万の移民が押し寄せる

 移民の国が出来上がる。


「なるほどねえ」

「少し待とう。もうすでに多くの移民が押し寄せている」

「ァ国のお偉いさんにも未来が分かると良いけど」

「これ以上やったらァ国が崩壊する」

「それで時間の余裕を与える?」

「さてc国に転戦しよう」

「忙しすぎない?」

「聖戦だよ。真面目にやれ」


「もうc国は徹底的にやっちゃおう」

「でも広いぞ」

「海岸線は叩いたから内陸のミサイルと陸軍だね」

「なんか囮を使えばいいんじゃない」

「例えば?」

「のんびりスピードの巡航ミサイルをミサイルサイトに撃ち込む」

「Boost Phaseで叩こうっていうんだな。迎撃したら自らに放射能を被ることになる、即ち核を持つ意味がない」

「じゃ出かけることも無いじゃない、宇宙将軍かシキアイに頼もう」

 c国のミサイルサイトは大打撃を受けた。だが核兵器廃絶を受け入れない。これはひとえにァ国の政策の為だ。

「やはりァ国ね」

「フロリタ州に移民を溢れさせよう」

「ニューロークを暴動の海に変えよう」

 オーオーと鬨の声を上げる。でも二人しかいない。

 さしものァ国も、核兵器廃絶に同意せざるを得なくなった。ァ国が受け入れ、c国が従った。

 ここに急転直下世界の核兵器廃絶が実現した。


 ザエギ国王の前に、子供たちが揃った。エリンが口を開いた。

「じゃね、ひいひいだかひいひいひいお爺ちゃん。全部任務を終わったから帰るね」

「わしはノーベル平和賞取れるのかね」

「残念ね。無理でした。だって世界に、土地争い、民族の骨肉の争い、内戦の嵐を引き起こしたんだから到底無理よ」

「わしはどうしたら良い」

「一応、世界の覇王だからね。そこんとこ宜しくね」


殺伐とした未来になってしまいました。

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