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転生したら明治時代だった  作者: マヨネーズ
9/12

~逝け~


「土方、お前良い目してんな。人殺しの目だ」


 芹沢はそう言って笑う。

 芹沢の目も、土方同様殺しの目をしていた。


 「あたり前だ。今からお前を殺すんだからな」


 土方は芹沢の所にゆっくり歩いていく。


 しかし土方の後ろには、さっき切られた平山がいた。


 「君は土方君の邪魔をしないで下さい」


 平山はそう言った山南に背中を切られ、逝く。


 「総司。そっちは大丈夫か?」


 沖田の方を見ず、芹沢の方を見たまま聞いた。


 「こっちは問題ありません。それより土方さんは…大丈夫そうですね」


 土方を横目に見た沖田は、土方の顔を見て安心した。

 安心どころか、少し寒気を感じた。


 「芹沢、逝け」


 その声は冷たく、恐ろしい程の威圧だった。


 「楽ませてくれよ。土方!」


 お互いが構えあう。


 芹沢が土方の左脇目掛けて切りかかる。


 が、それを読んでいたかのように土方は刀で受け止めた。



 動ける、私刀なんて使ったこと無いのに。

 土方さんの体に染みついているんだ。

 でも、これなら行ける!


 受け止めた土方は芹沢を受け流し、そのまま首に切りかかる。

 しかし、芹沢は土方の顔を殴り避ける。



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