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転生したら明治時代だった  作者: マヨネーズ
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10/12

~言ったでしょ?~


 土方の問いに答えた沖田に、新見がフッと笑う。


 「君は、人の心配をしている場合なのかい?」


 「大丈夫ですよ。もう不安なことなんて無いですから」


 良かった、いつもの土方さんだ。

 いや、いつも以上だった。

 あんな怖い土方さんなんて、初めて見たよ。


 「安心? 自分が死ぬからか?」


 沖田の言葉に新見の眉が動く。


 「いいえ。逝くのはあなたですよ」


 沖田の目が鋭くなる。

 沖田は新見まで走り、鞘にしまった刀を抜き思いきり左下から振り上げた。


 新見は、何が起きたか分からなかった。

 気が付いたら、畳に倒れていた。


 「な…んで」


 「言ったでしょ? 僕は弱くありませんよ」


 「芹沢さん…」


 芹沢を見てそう言い残すと、新見は逝った。


 

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