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~言ったでしょ?~
土方の問いに答えた沖田に、新見がフッと笑う。
「君は、人の心配をしている場合なのかい?」
「大丈夫ですよ。もう不安なことなんて無いですから」
良かった、いつもの土方さんだ。
いや、いつも以上だった。
あんな怖い土方さんなんて、初めて見たよ。
「安心? 自分が死ぬからか?」
沖田の言葉に新見の眉が動く。
「いいえ。逝くのはあなたですよ」
沖田の目が鋭くなる。
沖田は新見まで走り、鞘にしまった刀を抜き思いきり左下から振り上げた。
新見は、何が起きたか分からなかった。
気が付いたら、畳に倒れていた。
「な…んで」
「言ったでしょ? 僕は弱くありませんよ」
「芹沢さん…」
芹沢を見てそう言い残すと、新見は逝った。




