地獄にいこ!.2
島先生「えー、担任の田岡先生が今朝体調を崩されて、病院の方に向かわれました。今日は田岡先生の代わりに私がこのクラスを担当します。」
喜田「島先生!田岡先生は、大丈夫なんですか?」
生徒が落ち着かないようだ。
無理もないか、あんなの見たあとだしな。
島先生「分かりません。でもきっと大丈夫ですよ。」
…
島先生「1限目は自習にします。静かに自分の勉強をするように。」
先生はそう言って、教室を後にした。
黒板には大きく自習と書いてある。
誰かが落書きして、自習♡になっている
中本「神崎、おまえ学校来たの何日ぶりだよ。」
神崎「中本、人って死んだらどうなるんだろうな。」
中本「は?」
神崎「俺はさ、死後の世界ってあると思うんだ。中本、おまえはどう思う?」
中本は首を傾げている。
キーンコーンカーンコーン!
何だかんだでもう昼休みだ。
俺はひなを飯に誘ってみることした。
神崎「飯、一緒に食べないか?ひな。」
八雲「うん!行こ。せいた」
俺はひなを連れて階段を登る。
屋上まであと少しだ。
八雲「あのさ、せいた。」
神崎「何?」
八雲「お弁当、家から忘れちゃった。」
神崎「じゃあ、俺のパン分けてやるよ。」
俺は屋上に出た。相変わらずいい天気だった。
遠くに誰かいる。黒いジャンパーを着た男がジッとこっちを見ている。
神崎「ん?誰だあれ。」
八雲「せいた?どうかした?」
神崎「いや。あれ誰かなって。」
八雲「ん?誰もいないけど?」
男が俺に近づいてきた。身長はかなり高い、俺の2倍くらいある。
丸眼鏡をかけて、手袋をしている。そして、片手に包丁を持っている。
神崎「…」
八雲「せいた?」
神崎「ひな、逃げろ。」
神崎せいた:死後の世界を夢見る少年。高校2年生
八雲ひな:せいたが好きなかわいい女の子。なにかと世話係。高校2年生




