#18 進化の心火
獅子神は咲夜の家に向かっていた
獅子神「咲夜、無事でいてくれよ!」
獅子神は咲夜の家に着いたが塀と窓が壊れており
咲夜は攫われた後だった
獅子神「くそ!遅かったか!」
プルルルル!
獅子神の携帯が鳴る
獅子神「誰だ?はい、もしもし。」
他撥「あ!獅子神さんですか?」
獅子神「マネージャーさんか。どうだった?」
他撥「繋がりはしなかったんですけど。GPSが動いてます。」
獅子神「GPS?どこだ!」
他撥「えーと場所は、」
とある倉庫の中
骸「カッワッイッイッネ。サクニャン。」
咲夜「いや、何する気?」
骸「コッワッガッラッナッイッデ?ボクヤッサッシイッヨ?」
咲夜「私を返して!」
骸「ウルッサイ!サクニャンッハボックノッダ!」
獅子神「誰のもんでもねぇよ!」
骸「ダッレッダ!」
咲夜「お兄ちゃん!」
獅子神「やっと見つけたぜ。」
骸「ダッレッカ、シラナッイケッドボクッラッノジャッマッシナイデ!」
骸が獅子神のところに突っ込んでくる
咲夜「お兄ちゃん!逃げて!」
獅子神「ふん!」
獅子神はすれすれで避ける
獅子神「やっぱり俺だけじゃ厳しいか?」
骸「シッネ!」
また骸が突っ込んでくる
獅子神「あぶね!」
間一髪で避ける
骸「アタッラナイ!ナッラ!」
骸が獅子神に向かい瓦礫を投げる
獅子神は当たらないように避けながら走る
獅子神「ちくしょう、あれを使うしかないか。」
咲夜「もう、やめて。」
骸「ン?」
骸が咲夜の方に振り向く
獅子神「ここだ!」
獅子神は瓦礫をスライディングで避け拳銃を構えた
獅子神の心の声
「以前、轢死の屍人と戦って以来、シンクは頑張り強くなった。そのおかげで溺死の屍人を倒すことが出来たのかもしれねぇ。でも俺はどうだ?何か変わったか?強くなったわけでもねぇ。骸退治はいつもシンクに任せてしまっていた。俺には何も出来ないと。ただの人間だからと、諦めていた。でも違う!俺も変わる!田角さんと他鑑識に頭を下げて作ってもらった、この特殊弾で!俺は骸を!」
獅子神「俺は骸をぶっ潰す!」
バーン!
瓦礫の隙間を抜い骸の脳天を貫く
骸「アッアッサクッニャン。」
骸が灰とかし消えた
咲夜「な、なんだったの。」
獅子神「危なかったなぁ。咲夜、大丈夫か?」
咲夜「お兄ちゃん!怖かったよ。」
獅子神「そうか、よく頑張ったな。でも、まだ終わってない。」
咲夜「え?」
獅子神「今回の黒幕に会いに行く。」
獅子神と咲夜はハッピーテールに向かった
他撥「咲夜!無事だったのかよかった。」
獅子神「待て、マネージャーさん。いや、他撥 弘高。今回の首謀者はお前だな。」
他撥「首謀者?何を馬鹿なことを僕は咲夜が心配で。」
獅子神「何が心配だ。骸になったストーカー野郎に咲夜の家の情報や休みの日を教えたのはお前だろ!」
咲夜「え、嘘でしょ。他撥マネが?」
他撥「な、何を根拠に。」
獅子神「おまえ、咲夜の携帯の位置情報見れるようにしてるだろ?」
他撥「そ、それが何か?」
獅子神「いくらマネージャーとはいえそれは、やりすぎじゃねぇか?プライベートがねぇじゃねぇか。」
他撥「それは、マネージャーとして彼女の心配を。」
獅子神「あと、もうひとつ。なんでお前、俺の連絡先知ってんだ?」
他撥「は!?」
獅子神「俺はお前に連絡先が分かるようなもの渡してねぇよな?俺は、こう考える。」
他撥「な、なんですか。」
獅子神「他撥、お前もストーカーだろ?」
他撥「な、なにを。」
獅子神「咲夜のことを調べると兄妹である俺の存在を知った。そして、警察と知ったお前は、なんでか知らんが今回の作戦を思いつき、手紙を送ってきたあいつを手駒にしたって感じか?」
咲夜「他撥マネ?ほ、本当ですか?」
他撥「もう、いいよ。あぁ、本当だよ。」
獅子神「どうしてそんなことを。」
他撥「僕は、咲夜のいや!さくにゃんのファンだった。でも人気になっていく彼女がなんだが離れていく気がして1番近くになれるマネージャーになった。でも、それでも!心の隙間が埋まらなくて考えたんだ。さくにゃんを殺したら埋まるかもって。でも、自分の手を汚したくなかったから、あいつに頼んだんだ。滑稽だったね、さくにゃんの為に死ぬんだもん!ははっははははは!」
咲夜「他撥マネ。」
他撥「さくにゃん。俺のものになれ!」
他撥がカッターナイフを持って咲夜に突進してくる
だが、それを獅子神が受け止め背負い投げする
他撥「ぐぁ!」
獅子神「15時27分現行犯で逮捕!」
ウーウー!
他撥がパトカーに乗せられる
咲夜「他撥マネ。私はあなたのおかげで人気になれたと思います。ありがとうございました!」
他撥「さくにゃん、じゃあね。」
バタン!ブーン!(パトカーが発進する)
獅子神「咲夜、怖い思いしたよな。これからどうするんだ?」
咲夜「すごい怖かったけど。なんか重荷が晴れた気分。」
獅子神「重荷?」
咲夜「わたし、しばらく活動休止する。それで普通の生活を堪能するよ。」
獅子神「そうしろ。とりあえず、今日はウチ泊まれ。」
咲夜「いいの?」
獅子神「シンクもいるけどな。」
咲夜「シンクくんかぁ、久しぶりかも。」
3日後の朝
ニュース「人気タレントのさくにゃんこと獅子神 咲夜さんが活動休止を発表しました。理由とつきましては、」
徳永課長「そっかぁ休止しちゃうんだねぇ。」
獅子神「らしいですよ。」
徳永課長「寂しくなるねぇ。」
獅子神「ファンだったとかじゃないですよね?」
徳永課長「どうだろうねぇ。」
獅子神「それだけは。」
ニュース「次のニュースです。マジシャンとして人気を博していた、ヒュートリア・フリーストーンさんが生放送中に事故で亡くなりました。」
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