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雪火桜  作者: 猫乃
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見た目は蛙 中身はおたまじゃくし その名も・・・

結構書きましたー。何とか静か過ぎる物語は回避できたと思います。

「じゃあ仲間を呼びなよ」

黒羽は息を大きく吸い込み、口ばしを大きく開けて叫んだ。

「カァァァ!!」

すると遠くから「カーカー」と鳴き声が聞こえたかと思うと、すぐに十六羽キッカリ集まってきた。

「キミら雑食だから、何でも食べれるよねぇ?」

「えぇ!」

「もちろんだ」

「うん!」

「今日は・・・」

九炎は、魔法のきんちゃくの中をごそごそと探し回った。

「えぇーっとねぇ・・・・・りんご!」

烏達から歓声が上がる。

「さすが主」

「わしらの気分をよう分かっとる」

「りんごっ!りんごっ!」

「焼きりんごが良い()?あ、いや()

「はい」と五羽が羽を挙げた。

九炎はポンと五個りんごを空中に投げた。もう慣れたのか、食いつく者は誰もいない。なぜなら今食いついたら九炎に焼き殺されてしまうからだ。九炎は炎を自在に操り、うまい具合に焼き上げた。

「いいよ」

その一言で石像のように固まっていたカラスたちは、「待っていました」と言わんばかりに食らいついた。

「ハァ・・・。まさかボクともあろう者が、こんなになるなんてねぇ・・・フフフ」

この独り言は、誰の耳にも届くことは無かった。

ザザッ・・・・・・

「!?何だい」

九炎達に何かが近づいてくる。しばらくすると、その何かが姿を現した。それは・・・・・岩大と同じく九炎の古くからの知人『如水(じょすい)』だった。彼は蛙妖怪で、如水という・・・どこかで聞いたことのある・・・落ち着いた名前とは正反対のとても自由奔放な性格の持ち主だった。そのせいで、いつも岩大の悩みの種になっている。

「これはこれは、如水じゃないか相変わらず似合わない名前だねぇ」

「ケッ言ってくれるな。でも確かに俺もこんな堅苦しい名前は似合わねーと思った。そ・こ・で・だ。俺は・・・改名しようと思う!!」

「へぇ・・・改名ねぇ・・・どんな名前?」

「ケケケッ。今はまだ言えねー。皆の前でドーンと言ってやるんだ。へへっ九炎お前も来い。場所は岩大の屋敷なー」

「人の屋敷をそんな気軽に使っちゃ悪いんじゃないかい?」

「九炎、お前は昔からの振る舞いに捕らわれすぎだ。今の時代妖怪も新しい物に目を向けなきゃならねぇんだ!!!(キラ――ン)」

「あー、そー・・・騙されないよ。こういうのはマナーっていうものだよ。新しいものとは関係ない、全く・・・・キミもまだまだ子供だねぇ」

「まぁた子供子供・・・『キミもまだまだ子供だね』っていったい何回言やー気が済むんだ?」

「キミが大人になるまで」

九炎は真顔で言った。それを聞いた如水は勝ち誇ったように言った。

「残念だったな。俺はもう大人だ、おたまじゃくしじゃないだろ?もう蛙だ!」

「違う違う。キミは

見た目は蛙

中身はおたまじゃくし

その名もおたまじゃくし如水!

だよ。ぷぷぷ」

九炎は必死に(こら)えたが、我慢できなかった。これを聞いていた烏達も同じだったらしく、九炎と烏の笑い声がこだました。

「ハハハハハッ!!」

「っち、こうなったら」

「ここでキレて勝負を仕掛けてきたら、まだまだ子供だねぇ」

「っ~~~~~~じゃあな、来いよ」

如水はボムッと出た煙とともに消えた。

「カァカァ」

「今のは」

大傑作(だいけっさく)

「じゃったのう」

「うんうん!」

「おもろかった」

「じゃあ行ってやるかな。どんな名前か気になるし・・・。てか岩大のところでやるって言ってたけど、絶対本人知らないよねぇ」

「・・・もし良ければなんだが・・・」

「ついてくるかい?」

「あぁ!」

どうでしたか?いや、如水の登場で賑やかになりそうです。ここで物語の説明ですが・・・如水というどこかで聞いたことのある・・・などと書いておりましたがこれは黒田如水(くろだじょすい)のことなのです。黒田官兵衛(くろだかんべえ)と言ったほうが分かる方も多いのではないでしょうか?そうあの天才軍師です!如水は出家後の号です。あの豊臣秀吉の側近なんですが・・・・ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ・・・はっ!これじゃあ、いつまで経っても書き終わりませ~ん!!では、また次回お会いしましょう。←(言ってみたかった)

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