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千葉県に現れた敵を見つけた。
「あいつらが敵か……」
俺が言うと「どうやらそのようだな」と千葉県のヒーローが言った。
九十九里浜にいたのワカメの様な髪型をした顔色の悪い人とは異なる容姿の口が裂け、一つ目の人外だった。外人ではない。人外だ。足は節足動物のゴキブリやフナムシやムカデのように幾つも足があり、卵の黄身が腐ったかのように気味が悪かった。
「黄身が腐ったように気味が悪いな」
「へっ、駄洒落なんて言っている余裕なんてなさそうだぜ」
そう返した千葉県のヒーローの額には冷や汗が浮かんでいる。
千葉県のヒーローのレベルは俺よりも10も上の60だ。その千葉県ヒーローが冷や汗をかくという事は、相手は相当な実力だという事の裏付けである。確かに冗談を言っている場合じゃなさそうだ。
「最初から全力で行くぞ!」
「当然だ!!」
俺たちは敵へ向かって一直線に駆け出した。




