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千葉県にワープした。

「よう、おひさ」

相変わらずの雰囲気の千葉県ヒーロー。まあ会ったのつい最近だしキャラを作っていない限りそうそうキャラが変わるわけないか。しかしその独特のキャラに安心感を覚えている俺がそこにいた。

「ち〜す」

俺もあいてに合わせチャラく返す。これぞミラー効果。

「はは。どうした。前回と何だか雰囲気が違うな」

いやお前に合わせたんだよ。そんなに気になることかよ。まあいいや。

「でさ。必殺技を考えるにあたり、やはりお前の必殺技を詳しく知りたいと思ってさ」

俺が言うと千葉県ヒーローが口を少し開けて驚いた表情をした。

「おお、ミートゥー」

多分俺もそうだの同意のMe TooでMeatつまり肉が食べたい訳ではないのだろう。こいつは驚くほど感情を隠さない自分に素直な奴なのだろう。演技をしているのでなければの話だが。まあ千葉県の精霊に選ばれるぐらいだから演技という事はないだろうが。それにしても感情豊かな奴だな。俺はこいつが嫌いではない。素直に感情を隠さずではなく隠せずいるまるで都会に来たての田舎の純朴青年という雰囲気をどこか滲ませ隠しきれないでいる。まさにダイヤの原石!って何をタレントスカウトの人みたいな目でこいつを見ているんだ俺は……。初めての抑えきれないこんな感情と思考に自分自身の暴走迷走の車に身を委ね試走して死相が出るほどスピードを上げ歯槽膿漏が出来るほどの恐怖で死にそうになり、死相が出たりんこ。意味が分からなかったので最後は自分自身を可愛く締めることでバランスをとれてはいないがとったつもりの俺だった。

話は戻るがお互いの必殺技を知りたいという事で今日はまた出会ったので早速、教えてもらうことにした。

「おいおい、気が早えよ。前回はお前が茨城県に招待してくれたんだから、今度は俺が千葉県を案内する番だろ?」

まるで初夏のような爽やかな笑みでそう言った千葉県のヒーローだ。こいつを見ていると、感情が豊かなのでまるで四季のようだなと思う。今は陽気なので夏だ。こいつの寂しい顔、つまり冬顔はどんな顔をするのだろうか?俺は少しだけ興味が湧いたがその話題は脇に置いといた。

「何処に案内してくれるんだ?」

「それは着いてからのお楽しみだな」

言って俺の肩に手をかける千葉県のヒーロー。そして彼は茨城県と千葉県の県境の中心で、ワープを叫んだ。


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