表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

【第一話】初めての夢日記

夜、眠っている時の夢は、自らの記憶を元にして作られていると言われている。だが、本当にそれだけだろうか?どのように夢を見るのかについては、未だ解明されていない部分も多い。これは、夢の中で不思議な体験をした話を、独自に考察しながら書き進めていく物である。あるいは、夢日記なのかもしれない。

確か、3年前くらいの事だっただろうか?毎日見る夢が1つのストーリーに繋がっていくような、奇妙な感覚があった事を覚えている。当時書いていた夢日記は曖昧で、重要な部分が抜け落ちている事も多いが、それでも今改めて読んでみると、奇妙な箇所が山ほどある事が分かる。まずは、最初期の夢日記の内容から振り返って見ようと思う。


本の最初のページに書かれていたのは、その日見たものではなかった。10年以上まえから当時までで印象に残っている夢が書かれていた。


①最も古い記憶

これは、おそらく小学2年生ごろに見た夢と推測される。その頃はまだデジタル時計が家に無く、寝室に静かに秒針の音が鳴っていた頃だ。夢日記にも「時計の針がうるさくて眠れない」と書かれていた。小学3年生の頃には時計を買い換えてデジタル時計にしたため、それより前の話という事は間違い無い。

その夢の内容は、どこかのキッズスペースか何かの場所で遊んでいた夢だ。そこに、サボテンのような形をした遊具が置いてあり、そこは非常に人気があった。当時の自分より背が低い子供から大人まで、幅広い年代の人々がそこに集合しているようだった。ようやく自分の番が回ってきて、その遊具に触れる事が出来た。痛かった。よく見ると、小さなトゲが大量についている。痛いのを我慢しながら進むと、次第に意識が薄くなっていき、そこで夢から覚めた。文章から推察出来るのは、ここまでだ。


②カードゲーム

これは、小学5年生頃の話。当時ハマっていたアーケード方式のカードゲームの話だ。そのカードゲームは、1回プレイする毎に1枚カードがもらえる仕組みになっており、そのカードを収集するのも楽しみの1つとして、非常に人気があった。そんな中でも親に連れてきてもらって遊んでいた。一度や二度ではない、何度も通っていた記憶がある。だからこそ、強く印象に残っていたのだろう。

これは、そのカードゲームに関して予知夢を見たかもしれないという話だ。小学5年生のある日の夢の話、自分の家の中で何となくダイニングテーブルを眺めていると、見覚えのないカードが並べられている事に気付いた。あのカードゲームのカードであろう事は分かるのだが、そのキョラクターも、そのデザインにも、全く見覚えがなかった。だが、その答えは1年後に分かった。小学6年生の頃、最後のカードゲームに向かった。ゲームセンターに入るとすぐに、そのカードゲームのデザインが変更された事が告知されていた。まさに1年前の夢で見たカードのデザインと全く同じだった。いざ、ゲームを始めてみると、運要素がある迷路があったのだが、不思議と道は全て分っていた。それに、バトルの立ち回りや、初めて見る敵の弱点なども。そんな感じで、ゲームは終わった。出てきたカードのキャラクターも、全く同じものだった。このことは、小学生時代に体験した最も不思議な出来事として記録されている。


③中学1年生:同じような夢

中学1年生の頃、ふと、最近似たような夢を見続けている事に気付いた。そう思い3ヶ月間の記録を振り返ってみた。すると、それらは主に「図書館」「プール(温泉も)」「遊園地」の3つに分類された。不思議な事に、それ以外の場所の夢は全く無かった。順番に見てみよう。

図書館:その図書館は、巨大な蔵書の塊として現れる事もあれば、小さな図書室のような規模感で現れる事もあった。雰囲気も様々で、和室のような見た目からヨーロッパ風まで、住宅を改装したような造りから実験室のような無機質な部屋まで、いつも違った風景が見られた。それらに共通しているのは、どれも自分の関心のあるジャンルの本ばかりという事。本を手に取ってしまえば、読み終わってまた次の本を手に取ったら、永遠に読み続けられてしまうような、そんな魅力があった。

プール(温泉も):プールの夢に関しては、本当に構造が複雑で、夢日記に書かれた地図にも「?」の場所が大量に残っている。夢の中で写真を撮って現実で眺められたら苦労はしないのだろうが、そんな事は出来ない。とにかく、大量の地図の断片が何ページにも渡って記録されている。本当に様々な場所から夢が始まり、様々な立場で、様々な事をしていた。だが、情報量があまりにも多すぎて覚えきれなかったのか、曖昧な説明がほとんどであるため、詳細は省略しておこう。

遊園地:これは、他の2カ所に比べて数は少ない物の、数多くのインパクトを残している。まぁまぁ多いのだが、まとめつつ記録し直しておこう。まず、以前までの夢では、急に激しい動きをすると脳の処理がパンクして夢が終わってしまう事があった。だが、この頃から、映像処理速度が上がり、複雑な動きでも対応出来るようになった。今までの夢に出てきた遊園地の全景が、スカイダイビングという形で上空から見えた時は、少し感動した。さらに、その遊園地には、特徴的なデザインの独自の硬貨があり、それで買い物する事が出来るようになっている。その遊園地には縦横に線路が走っており、たまに電車が来る事があり、それが夢に出たも初めての事だった。まだまだ内容は濃いが、一旦このくらいにしておこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ