21、今更?
今、ヒスイ達と狐の(以下略)達は疲れ果てている…。そう!皆の様子を例えると、マンガとかで表現される…あの真っ白に燃え尽きる…、みたいな感じになってるよ。
いや~……何でかな?ーーー私には何も分からないな~。
まあ…、皆の事はちょっと置いといて!
今の日本と外国に帰るのは…無し!っと言うか、絶対に無理!!あんな所には帰れないよ!?
に、しても……、日本に居た人達と外国にある日本の企業で働いてた人達、それに日本に何かした人達が此処まで来るのに、消費した魔力…大した事無かったのかな?結構な人数…だと思うんだけど…?それとも、此処までにかかる魔力の方が……。
まあ~……それでも、どっちが理由でも…怖い事には変わんないし……?
……ん~…、うん。コレも気にしない、気にしたら負け!!それで行こう。
良し!?次!!
今更だけど……、ステータスカードに
[ステータス]
[名前]真壁 蓮華
[年齢]13
[スキル]表示不可
[従魔]
ヒスイ
ルリ
フレイ
イデア
セバス
ベル
ロン
[地獄ポイントセット 1セット]
……二十も若くなって……。あ!!地獄ポイントセット……長いし、何かかみそうだから地獄セットでいいか。が、1セットになってる!?
何で1セットになってるの?皆と敵役を倒してた時?でも…あれ、殆ど私は意識を飛ばしてたのに……。それとも、さっき私だけで行ったダンジョンで?
まぁ…嬉しいから…良い、のかな……。
それにしても……、強化とか体力とか色々無くなってるな……。
「ん~……。ステータスは変わってるけど…。他の所は…『ショップ』と『スキルガチャ』と『アイテムボックス』…は変わってないし、ちゃんと使える…からいいか、な……?」
「あっ!?ヒスイ達の所にあった候補の候補も無くなってる……。後、は……」
蓮華がブツブツ独り言を呟いていた。
あれ?最初は『スキル』だったのに『スキルガチャ』になってる?それに……、良く見たら『ダンジョン』が無い……。
此処とか色々作るったり、制度を決めて地獄ポイントを一人ずつ決めたりするのに、どれ位時間あったか分かんないけど……。この感じだと、時間……無かったんだろうな〜……。
ん?って事は……、思い付きで?出たとこ勝負みたいな…感じなのかな、今って……。
もし時間があって、色々な企画して制作してたんなら……。外国の神様達がやったみたいに、自然環境を良くするのに(今、真夏だったから。あの神様達の放送?があった日も、私が居た所38℃行ってたし。気温と海水温を下げたりで)魔力を使って、時間稼ぎをしてるはず……。ーーー多分。
それが無いって事は……、えっ?本当にいつ?地球の神様達、世界が崩壊するかもって知ったの?!
此処とかスキルやステータス何か色々なのって、一瞬?で作れるもんなの!?…あ、でも。最初の神様達の説明で、日本の神様達と日本以外の神様達それに異世界の神様達で話し合いをしたみたいだけど。
「………いや、本当…何時から知ってたのかな?」
蓮華が色々考えて、思わず遠い目をして現実逃避をする。
そんな蓮華に、やっと現実に?帰って来た狐の(以下略)達が答える。
「異世界召喚と言う拉致は結構前から知っていたので、ちゃんと抗議と制裁してたんですけどね」
「全然!懲りないんですよ〜。異世界の神達〜!」
「それで、消滅一歩手前に気付いたのは…。被害にあった異世界の神様達が説明した、その日ですね」
その日と聞いて蓮華は、ポッカンと口を開けてフリーズした。
そんな蓮華の様子に狐の(以下略)達は、「うん、うん。そうゆう反応になるよね」と頷き。ヒスイ達は気不味そうに視線を逸らし、フレイ達「あ〜……」と困った様に呟いた。
蓮華がその後に言えた言葉は「……それは、大変でしたね……?」だった。
◇◇◇◇◇
それから、セバス達にお茶とかの準備をしてもらい。
一旦仕切り直し、狐の(以下略)達が気まずそうに自己紹介を始める。
「え〜。今更ですが。私達の自己紹介を……、私がユイで。こっちの金色の髪がトワ。これからもよろしく」
「よろしくね~。あ!それから、先に言っておくけど…。私達に性別は無いし、二人で一人だから!後、仕事?や能力的にポンコツ気味だから~、……ゴメンね?」
そう言いながらユイは目を逸らし、トワはてへぺろと舌を出して顔を傾ける。
「……えー……。取り敢えず、よろしくねユイとトワ。ーーーで?トワの話にはどんな反応が正解?」
蓮華の言葉にヒスイ達が「本当,それ……」と呟きながら頷いた。
狐の(以下略)改めユイとトワも確かにと頷いて同意する。
「んんん。まぁ、取り敢えずですね。色々準備なので、設定や仕様もコロコロ変わりますし」
「此処、異空間も不安定になるかも~です。そうなったら……、神様達が時間を戻したりした日本に戻る事を考えながら~。これから、此処で生活していく事をお勧めしま~す」
トワがまだ映っていた、今の日本とか外国の様子を指で指しながら言った。
「えぇ……。アレな場所に帰る可能性が……」
「出来るだけ、最悪な可能性で準備するか……」
蓮華とフレイが愕然としたがら、何とかそう言うのが精一杯だった。ちなみに、ヒスイ達はポッカンと口を開けてフリーズ中で。そんなヒスイ達の世話をセバスが見ている。
え~……。そんなに、コロコロ変わるかもしれないって、怖くない……。
小説とかマンガみたいなそんな状況になって、私…生きていける自信が無いんだけど?しかも、スキルガチャでまだスキルらしいスキルを引いて無いんだけど……?
今直ぐに!?って言われたら…、私は……。
「……マスター。声に出して無いつもりだろうが…、出てるからな?」
「ーーーへ……?…あれ?」
蓮華は声に出していたつもりはなかったが、本当に声に出ていた様でヒスイ達の方に顔を向けると。深く頷かれて、蓮華は思わず黙って視線を逸らした。
「出てたんだ……。まぁ、それは置いといて。
所で、私…。三十代なんだけど?何故か若返ってるんだけど…」
フレイ達やユイ達も「え?今更?」と言いたげな顔をし、ヒスイとルリは「あれ?確か説明したはず……。多分……」と自信なさそうに小さく呟く。
「ヒスイとルリ!もし説明してても、こんな状況だと一回聞いても直ぐに忘れるって!って、説明されたとかはいいとして…。
あのね?他の人達も若くなってて、元の日本とか外国に帰った人達って……姿ってどうなってる状態で帰るのかなって…、その……」
蓮華の言葉でヒスイ達も、若返て…それからを想像して困惑する。
「えっ…と、確かそのまま…若い状態…だったはず……?」
「そ~ですね…。あれ?もしかして…、帰った人達は~自分って証明を…する…」
「ふ、二人共そこまでは知らないのニャー?!」
段々と顔色が悪くなっていくヒスイ達を見て、蓮華が逆にえっ…?と目を見開き驚く。
えっ…?え?そんなに、変な事言ったけ?私……。
あ、あれ?ヒスイとルリがガタガタ震えだして……、顔色が青くなって……。しかも、背後がどんより暗くなっててる?!
ーーー場違い、だけど……。何か二人の背後が変わるのって、久しぶりだなー……。
ごめんなさい。少し、現実逃避をしました。はい……。
「……何でそんな反応なのか、分かんないけど……。元の場所に若くなって帰っても、遺伝子検査とか指紋なんかで、分かるんじゃない……?」
皆にそう言ってみる蓮華に、ユイとトワがゆっくりと首を横に振る。
「地球の神様達が今回の事を知って、その対策を話し合ったのが……。その日でした」
ユイがゆっくり静かに言った話しを聞いて、蓮華は戸惑いながら頷く。
蓮華が頷いたのを確認して、今度はトワが話し始めた。
「日本は〜、日本に居た人達が亜空間に飛ばされてから。拡大と分解、それから魔力を灰みたいのに変換が始まりました〜」
「………」
「で、外国の〜と、いうか。地球の環境汚染とかを魔力で、どうにかし始めたのも〜。そのタイミングでした~」
「………」
ユイとトワは無表情に、でも顔色が悪くしながら。今の日本と外国が映っている画面を指で指し、こうなる迄に半日掛からなかった。と、言い溜息を吐く。




