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15/32

15、多分……、

 朝から、ヒスイ・ルリ・イデアがいっぱい食べる腹ペコさんだったと分かり。


 フレイは勿論、おばけなシェフも三人の幸せそうに食べる姿を見て、ニコニコ笑顔を浮かべている。


 蓮華はやっと、おばけな執事達に介護されながらご飯を食べ終えた。



 いや~、以外なことに腹ペコさん達ができたな……。それも、三人も……。

 何で…かな…?

 ヒスイとルリも腹ペコさんって感じしなかったんっだけどな……。イデアは……、まだ一緒にご飯を食べるのは二回目だけど、やっぱりそんな感じしなかった…よね?

 本当に……なんでかな~……。


 まぁ、三人の事は取り敢えず置いといて……。


 多分……、今日は三日目のはず……。あッ!ソコの貴方!最初に私が寝過ぎて二人を泣かせた時の時間とか、その後の寝てた時間を計算しなーーいで!!

 取り敢えず!今日を三日目って事にしといてよ!?


 ゴッホン……。さて、気を取り直して。



「所で……。皆……?今日の私は、筋肉痛で動けないから………、お休みじゃ、ダメ?」


 蓮華は、神様からも早く異空間に行くように言われているが、自分が筋肉痛で動けない事を理由に休む事を提案してきた。


 まぁ、他の皆の答えは決まっているのだけど……。


「………マスター……。それは、ダメナノ〜」

「うん。それは………無・理!!ニャ~」


 蓮華に呆れながら、ヒスイとルリが腕でバッテンを作り、蓮華に言う。他の皆も二人の言葉に頷き、首を縦に振る。


 皆のその反応に、蓮華は顔を歪めて「え〜………」と抗議してみるが、やっぱり皆から却下!!と強めに言われた。蓮華はガックリと項垂れて、おばけな執事達に連れて行かれる。



 ◇◇◇◇◇


「と言う訳で……。戻ってきました……。」


 明らかにテンションが低い蓮華と気合を入れて興奮しているヒスイとルリ、フレイとイデアはおばけな執事達と武器に何をするかを話しあっていた。

 フレイ達の話を聞いたヒスイとルリが昨日、蓮華が作ってみた紐を巻き付けたペットボトルを見せてから、振り回して見せた。


「マスターが、作ったの~ニャー!」

「今日はこれ、使うナノ~!」


 自慢げに、嬉しそうに振り回しながら言う二人に、蓮華は恥ずかしそうにして、他の皆はそれも良いかもと試してみたそうに二人を見た。


「ーーーそう言えば……、昨日作ったそれとか…、色々試してみようって話してたもんね?」

「成程、マスターは『ショップ』が使えますからね……。で?我々の武器ですが……。念力が使えますので、同時に何個も使えます。と、言う事で……、コレとマスターと…」

「まぁ、君達はそれで、僕達はどうする?兄さん?」

「そ、だな……、前までなら魔法が使えたが……」



 おばけな執事が何か変な事言った?まぁ、私…今動けないからな……。


 に、しても……フレイもイデアも魔法が使えないのが、結構気にしてる?

 あ~、二人共精霊だから?ん~、私もヒスイとルリも運が無かったけど……、進めてみようかな……?



「フレイは見てたと思うけど……、やってみる?スキルガチャ!?

 私は全然!スキルが来なかった!けどね!」


 200連してもスキルはゼロだったのを思い出して、少し涙目になってきた蓮華。


「?出来るのか…」


 蓮華の様子など気にせずフレイは、さっさとスキルガチャを始め、イデアも蓮華の様子を気にしながらスキルガチャを始める。


「……きっと、魔法とかは無理だと思うけど……」


 蓮華が負け惜しみの様にフレイに向かて言い、イデアには笑顔で「頑張ってね~」と応援する。



 ◇◇◇◇◇


「…………どうして……」


 蓮華がうなっだれて、フレイはドヤ顔をして、イデアは申し訳なさそうな苦笑いをしていた。ヒスイとルリは蓮華をツンツンと突きながら、蓮華に声をかけて居るのをおばけな執事達微笑みながら、少し離れた場所から見ている。



 ど、どうして………。え?本当に何で?見てよ!?ヒスイとルリを!!二人だって驚きすぎて!何か…宇宙を背負ってるよ!?

 だから……ね?な~んで…そんなに、スキルしかも!魔法系が!当たるの~~さ!?

 私は……ちょっと、置いといて。ヒスイとルリは、スキルが当たっても飛び跳ねるのが凄くなるみたいなのと、飛び蹴りのだけ……だったのに……。


 えっ?私?知ってるのに聞くの?スキルはゼロ!だよ…。当たり…はフレイとイデアだけ……。


 ◇◇◇◇◇


 暫くしても、蓮華が意識を元に戻らないのでフレイが中心に話を……進め…、話しだけじゃなく…、気づけば最後の部屋が終わっていた。


 呆れた様に溜息を吐いたフレイが、蓮華の頭を叩いき。


「マスター!?い・い・加・減に!しろ!?」


 大声で、何度も呼びかける。


「ーーーッハ!?フレイもイデアも!?ズルい!?」

「遅い……っと、言うか…、まだ、そこなのか?もう、最後の部屋が終わった所なんだが?」


 言われて蓮華は辺りを見回して、首を捻る。



 あ、れ?今、フレイは何て言ったけ?最後の部屋がお、終わった?ん、んん?

 そう言えば……、だだっ広い部屋だったのが…、神社の境内……?ちょっと後ろ見たら鳥居が有るし。ん~……、でも、辺りに有るのは拝殿する所とその前の広い場(何て言うか分かんない!)後さっき見た鳥居……だけ?

 それにしても……此処、少しひんやりしてて、心地いい……?


「え~っと?フレイ?何で神社の境内?そもそも、何で最後の部屋まで終わってるの?」

「それは、マスターがボーーっとしてたからナノー」

「だから、フレイ達と話し合ったのニャー」


 ニコニコと蓮華に自慢する様に話しかける。


「まぁ……、そんな訳で、だ。おばけな執事にマスターを操作してもらった。

 アレは、ある意味凄かったぞ。」


 その時の事を思い出したのかヒスイとルリは興奮して、手振り身振りで説明して来る。


「凄かったのニャー!びゅーんって!?マスターをあっちへこっちへ」

「ばっさばっさぁ~だったナノー」

「それに!マスターだけじゃなくって!色々な物も一緒に操作してたよ。お陰でかなりポイントが稼げたんだ〜!」


 今度はイデアも加わって、楽しそうにワイワイと三人が可愛く話す。


 フレイは三人を見て和みだしていた。


「ーーって、フレイ!?和んでないで!?イヤ、三人がますます可愛くなって来てるのは認めるよ?でも、今知りたいのは!此処が何処!?って事だし!?

 後!見るからに神聖な神社?何だけど?これから!どうするの~さ!?」


 蓮華の叫びに、皆は「ああ…」と詳しく説明して無い事を思い出した。


 案内役だたヒスイとルリは、最初から予定がずーーと狂っていたがちゃんと役目を果たせて無い事を思い出し、ズーーンっと落ち込み背中に暗いモノを漂わせ。おばけな執事達も、そんな二人の補佐の意味でも来ていたのに…、やっぱり色々忘れていてこちらも落ち込んでいる。


「ハァ…、イデア…そこの落ち込んでる奴らは任せた…。俺はマスターの相手をするから…」


 フレイは落ち込んでる人達をイデアに任せて、蓮華の説明役をする様だ。面倒くさそうに。



 いや~……、そりゃあ~さ?私が最初に、あ~んなに寝ちゃったからってのは、分かってるんだよ?それで、予定が狂いに狂ったんだって!!だ・か・ら・ね!?

 そんなに!?落ち込まないでもらえる!?私も罪悪感が、ヒシヒシと湧いて来るんだけど……。


 フレイ……。あんまり、そんな感じだと…、流石の私でも落ち込むぞ!?

 だから……フレイ!?お願いだから!この空気を変えて~!?


「さっさと終わらせて、次に行こう……。

 と、言う訳で、取り敢えず……此処の説明をしようか」

「うん。お願い!?この空気!早く如何にかして~!?」


 ゆっくりと頷くフレイは、少し混乱している様子で。彼もこの空気は耐えられないみたいだ。


 他の子達を落ち着かせているイデアも、段々と焦りの色が濃くなって来ている。


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