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力と向き合うこと

沢山の閲覧、ブックマーク、評価をいただきましてありがとうございます。

本日も更新いたします。

恐らく今日はあと1頁更新して終了となるかと存じます。

申し訳ありません。

よろしくお願いします。

このまま力を恐れそれを使わないまま、また無様にやられるままで良いのか。

もしあのとき同じ環境で涼音が側に居たとしたら、同じことが言えるのだろうか。

いくらゲームの世界とはいえ、斬られれば痛いし死ぬのだって怖い。

1度は死んだことがあったとしてもやはり死というものは怖いのだ。


勝てるかもしれないのに、私が力を制御できないからといって使わず2人ともこの世界から消えてしまったとしたら。

そう考えるだけでも恐ろしい。

ならば、やはりこの力を制御できるようにした方が良いだろう。

でも、制御するってどうすれば良いんだ。

力を押し止めることは出来ても、小出しに出来る程、この力は優しくない。

ゼロかイチかのどちらかだ。

半分の力だけを取り出すようにしたくても、力を放出するだけで山1つは確実になくなる。

もしかすると制御コントロールをつけるための練習をするだけで、練習場の土地が全部なくなる可能性が高い。



「どうすれば良いんだ…」



この力と向き合わなきゃいけないのは嫌な程分かっているのにどうしたら良いのかが分からない。


誰かに見て貰うとか?

いや、誰かって誰だ。



玉房は人のこと馬鹿にしそうだから却下。

雀炎は自分のことでいっぱいそうだから却下。

犬縁は特訓中に寝てそうだから却下。

龍流はあまり関わったことがないが、見てくれそうもないから却下。

影蛇もほとんど関わりないし却下。

蘭は戦闘向きではないから却下。

涼音は絶対ダメ。


そう考えると一番見てくれそうなのは鵜羽だが、この馬鹿デカイ力を抑えることは出来るだろうか。

もし鵜羽が面会に来たら聞くだけ聞いてみようと思う。



恐らく今は悠長なこと言ってられない状況ではなく、あれらは絶対にまた宝具を狙ってくるに違いない。

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