マイスター46
一同はこのマイスターを旅立つことを決意した。
道が「なあ。みんな。そろそろ地球に帰らないか」
鉄が「そうだな。みんな次のことを考えてもいいころだな」
優子が「そうね。この星は私たちに色々なことを教えてくれた。この教えを次に生かす時期かもしれない」
学が「この星に来て色々経験したことは一生の財産になりました。私も次を意識したいです」
純が「ええ。でも、少し寂しいわね」
道が「ああ。ここでの生活はみんなにとってなくてはならいものになったからな」
優子が「私。ここでの生活は一生の思い出よ」
学が「みなさんと共同生活できたこと私の誇りです」
純が「みんなありがとう。また冒険しましょうね」
鉄が「また出来るぞ。今回だって出来たからな」
それから、この星を去る準備に取り掛かった。
湖のツリーハウスも撤去した。養殖小屋も無くして、池の魚は川へ還した。ビニールハウスも壊し、ビニールや人工物は全て持ち帰る。
この星を来た当初の状態に戻すことが、冒険者たちのルールだった。星をお返しするのが冒険者の決まり。美しいものは、いつまでも美しくいてほしいから。
出発当日。最後にこの星の名前を決めることにした。
ディパーチャー。
出発という言葉がこの星に合っているとみんなが思って名前を付けた。
人はいつか夢を持つ。それは本を読んだときかもしれないし、何かに憧れたときかもしれない。星を眺めて単純に思いを寄せて、あの星に行ってみたいと感じることかもしれない。
夢を持つことは自由です。同じ夢を持った者が集まったから夢が叶った。
始めはただ星に願いを込めて、同じ思いを持った5人が始めた物語にもいつかは終わりが来ます。




