21/60
マイスター21
みんな不慣れなこともあり、屋根のある作業場作りは時間がかかった。
設計図を書き終えた、学も途中から手伝った。
屋根のある作業場作りを、開始して分かったことだが、1週間に3日間は雨が続き、4日間は晴天の日が続く。この星のことが少し分かった。
今日からビニールハウスの建築作業に取り掛かる。
純が「何だか不思議ね」
優子が「何が」
純が「地球では当たり前にあることがここでは特別でみんなが協力しないと生活ができない」
優子が「そうね。食事一つすることも大変だわ」
純が「うん。でも楽しい。生きている感じがするわ」
学が「私もここの星に来て人生とは、と考える事があります」
道が「ああ。こんなに生きることが難しいなんて地球では考えられないな」
純が「でも、地球にいる時より充実しているわ」
鉄が「人生とは生きることに夢中になることだよ」
学が「誰の名言ですか」
鉄が「わしが今考えた」
優子が「うん。夢中に生きてるわ」
純が「よし。今日も夢中に頑張りますか」
道が「ああ。やろう」




