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越後の忠臣  作者: のらねこ
第二章
30/45

城の受け取り

旗飯田近く 上杉兵

このあたりにこればもう攻撃を受けないだろう

最初は勝っていたのにいつの間にか負けていた


兵A「なんでも、上条様打ち取られたみたいだぞ」


兵B「マジでかよ。なんで俺ら負け戦に付き合わなきゃいけねんだよ」


兵A「ほんとだよな」


この時代、常に飢えと隣り合わせだ。

けど、戦によって、生きてられるのも本当だ。

城を落とした後の町の荒らしは、生きるために必要だ

城を落とした後、町にある、有り金をとれる。


それにだ、妻がいないものとしては、女を連れて帰ることや

子供を売れる。だが俺らは負けた


兵A「おい、あれなんだと」


兵B「おい。」



飯田城 祐助

兵「祐助様、敵兵位置に着きました」


祐助「木を切り、旗を掲げよ」

この木を切れば、いきなり城が現れる。敵にはいきなり城が現れて見えるんだ。心理的に恐怖で逃げ出すだろう。


祐助「声を上げよ」


城兵『えいえい、おー。えいえい、お』

すぐに上杉兵は逃げだした。


頭が事前に、長尾の旗を借りてきてた。それに

???「祐助様こんな感じでよろしいのですか」


祐助「これで構いません」

もしこの城を攻めだしたら、この城には50名しか正規兵がいない。

そんな城簡単に落ちるだろう。だから


数を多く見せるために、周辺の町人に声を上げるようにとお願いしてた


町人A「それにしても、こんなことで構わないのですか。我々は定家様に、返しきれないほどの恩があります。それこそ兵として使ってもらってもかまわないと思っています」


祐助「いいえ。頭からはもし攻めてくるなら、すぐに逃げてもらえが来てます故」

頭が常に巡回しているおかげでこのあたりの治安が上がり、町人たちは喜んでいる


保倉川を越えた少し先 柿崎景家

伝令「さきほど、宇佐美定満殿が参られました」

笑いが止まらない。さっき祐助から使者が来て無事作戦が成功したときた。そしてこのタイミングでの宇佐美だ。完璧


長尾為景「とおせ」

宇佐美定満が、1人で入ってきた


宇佐美「宇佐美定満です。今回の勝利おめでとうございます。我々は長尾に下ります」


為景「おぬしほどの名将が来てくれたことうれしく思う」


宇佐美「栃尾城、北条城を献上いたします」


為景「確か、おぬしは栃尾城の城主だったな。なぜ北条城までもだ」


宇佐美「は。北条城には一切の守備兵がいなかったためとっても参りました」


為景「そうか。なら今後とも、栃尾城を頼む」


宇佐美「は。ありがたき幸せです」

そういって宇佐美は去っていった


為景「皆の者今回の戦はこれまでよ。後程城に帰って褒美を使わす」

その言葉と同時に、全軍が城に退却を始めた

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