表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
越後の忠臣  作者: のらねこ
第二章
28/45

三分一原の戦いpart 2

陣上条定憲の本手前

ここまで仲間の旗できたから、一戦もすることなくこれた


定家「長重、われらの持っている上杉の旗を捨て、長尾の旗に変えろ」

本陣には800ほどの数が残っている


定家「軒猿、上条の陣には情報を流したな」


軒猿「は。指示通り長尾の陣まであと1歩という報告をさせました


密偵「失礼します。上条本陣はもう勝利だと喜んで酒を飲みだした者までいます」


定家「みなども聞いたな、上条の陣には勝利の美酒が置いてある。勝利の美酒を飲みたい者は、自分で取ってこい」


定家『秘密槍部隊、秘密弓兵隊攻撃はじめ』


その声と同時に

『ドンー』

敵の本陣は一気に乱れた

槍の先と、矢の先には火薬を付けた


正直期待しているほどの殺傷能力はない

だが、未知という恐怖と音の恐怖で相手の兵は役に立たない


上条定憲の本陣

いきなり本陣で台地が揺れたような音がした


兵士「ギャー」


隊長格「逃げるなー固まれ」

兵士たちは上官の指示に従わない


兵士「長尾を攻めたせいで、雷の神様の不興を買ったんだ」


兵士「こんな戦いやってられるか。俺は逃げるぞ」

そういった兵士にが増えていき


伝令兵「上条様、目の前に柿崎定家の隊が、長尾の旗を掲げてきております」


上条「防衛線を作り、すぐには抜けさせるな。それと前にいる部隊を戻させろ、挟み撃ちにしてやれ」


伝令兵「伝令、先ほど宇佐美殿が長尾に寝返り、こちらの陣に迫っているとのこと」


上条「すぐに、殿に報告せよ」


兵?「でんれえ」

1人傷まみれの兵が来た


上条「どうしたのだ。その傷は」


兵?「はぁはぁ。さきほど吉江宗信殿が打ち取られ前線の部隊が壊滅し、お味方総崩れでございます」


上条「そんなわけあるわけなかろう。先ほどまでこちらが有利だったのだぞ」


兵?「お味方に雷のような音が聞こえだし、兵が逃げ出しました。それを抑えようとした吉江様g・・・」


『かみじょうはどこだ』

ヒぃ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ