三分一原の戦いpart 2
陣上条定憲の本手前
ここまで仲間の旗できたから、一戦もすることなくこれた
定家「長重、われらの持っている上杉の旗を捨て、長尾の旗に変えろ」
本陣には800ほどの数が残っている
定家「軒猿、上条の陣には情報を流したな」
軒猿「は。指示通り長尾の陣まであと1歩という報告をさせました
密偵「失礼します。上条本陣はもう勝利だと喜んで酒を飲みだした者までいます」
定家「みなども聞いたな、上条の陣には勝利の美酒が置いてある。勝利の美酒を飲みたい者は、自分で取ってこい」
定家『秘密槍部隊、秘密弓兵隊攻撃はじめ』
その声と同時に
『ドンー』
敵の本陣は一気に乱れた
槍の先と、矢の先には火薬を付けた
正直期待しているほどの殺傷能力はない
だが、未知という恐怖と音の恐怖で相手の兵は役に立たない
上条定憲の本陣
いきなり本陣で台地が揺れたような音がした
兵士「ギャー」
隊長格「逃げるなー固まれ」
兵士たちは上官の指示に従わない
兵士「長尾を攻めたせいで、雷の神様の不興を買ったんだ」
兵士「こんな戦いやってられるか。俺は逃げるぞ」
そういった兵士にが増えていき
伝令兵「上条様、目の前に柿崎定家の隊が、長尾の旗を掲げてきております」
上条「防衛線を作り、すぐには抜けさせるな。それと前にいる部隊を戻させろ、挟み撃ちにしてやれ」
伝令兵「伝令、先ほど宇佐美殿が長尾に寝返り、こちらの陣に迫っているとのこと」
上条「すぐに、殿に報告せよ」
兵?「でんれえ」
1人傷まみれの兵が来た
上条「どうしたのだ。その傷は」
兵?「はぁはぁ。さきほど吉江宗信殿が打ち取られ前線の部隊が壊滅し、お味方総崩れでございます」
上条「そんなわけあるわけなかろう。先ほどまでこちらが有利だったのだぞ」
兵?「お味方に雷のような音が聞こえだし、兵が逃げ出しました。それを抑えようとした吉江様g・・・」
『かみじょうはどこだ』
ヒぃ