29話 ストーリーをシンクロさせる②~シンクロは同じ時間軸でも可能!?~
※本作は、原作を知らなくても楽しめる内容になっています。
ネタバレには配慮していますが、気になる点があればコメントで教えてください。
今、自分を磨くために、作風を広げる目的でコメディーのショートエピソードでチャレンジしています。
昨日から3日連続で。めちゃくちゃ緊張です!
実はストーリーをシンクロさせるもコメディにいれてます。
12月、なろうで小説を始めました。新人作家のチラシの裏です。
小説は未経験のまま、構造から入ってみた記録です。
ストーリーをシンクロさせる今回は実際の作品を取り上げます。
――「あの流れ。。フリーレンだと思いましたか?」ごめん、今日は賭博黙示録カイジです。
こんにちは。正月気分がなかなか抜けない、相馬ゆうです。
前回までの流れ的に、たぶん読者のみなさんはこう思っていたはずです。
「はいはい、次はフリーレンね」
「“時間軸が重なるエモさ”の話、続きね」
……うん。私も、そう書くつもりでした。
でも今日は違います。
カイジです。
---
■ 言葉にすると、だいたい陳腐問題
本当に言いたいことって、言葉にすると陳腐になりがちです。
「人は変わる」
「人は変わらない」
「大事なものは、失ってから気づく」
全部、間違ってない。
でも、聞き飽きた。
だから物語は、工夫します。
説明を直接やらずに、体験させる。
ここで効いてくるのが、
“違う立場”や“違う背景”を重ねて見せるやり方です。
---
■ まず宣言:カイジはシンクロストーリーではない
今回の作品は――
『賭博黙示録カイジ』。
ただし最初に言っておきます。
カイジは、シンクロストーリーではありません。
時間軸は同一。
空間もほぼ同一。
過去と未来が交差するわけでもない。
でも、私が言いたいのはここです。
「シンクロっぽい快感」の“原型”が、すでに入ってる。
---
■ カイジの基本構造
デスゲームものって、だいたいこういう流れになります。
序盤:主人公が訳の分からないまま巻き込まれる
中盤:ひらめき、突破口を見つける
後半:相手側の視点が入って、緊張がもう一段上がる
結果:勝つ(or ひっくり返す)
ここがポイントです。
時間は同じ。出来事も同じ。
なのに、視点が変わるだけで――
「カイジの絶望」が一回目
「相手の計算」が二回目
「読者の胃がキリキリする」が三回目
みたいに、緊張が重なる。
同じ瞬間を、別の背景の脳みそで見せてるんです。
---
■ “別の世界線”じゃなく、“別の人生”をぶつけてる
シンクロストーリーって、
時間や世界線を分けて重ねることで感情を刺してきます。
でもカイジは、世界線は分けない。
代わりに、
歩んできた人生
価値観
背負ってるもの
恐怖の種類
この“背景”が違う人間同士を、
同じ卓上でぶつける。
その結果、同じゲームなのに、
見えているルールが違う。
だから、種明かし自体は手垢がついてても、
“緊迫の舞台装置”として成立する。
これ、めちゃくちゃ強いです。
---
■ イマジナリーラインの話と、ちょっと似てて違う
前に書いた「物語のイマジナリーライン」は、
読者に安定感を与える
没入させる
ための技法でした。
でもカイジは逆です。
安定させない。
むしろ不安定にして、読者を追い込む。
視点が切り替わるたびに、
「え、今どっちが正しい世界を見てる?」
ってなる。
この“揺さぶり”が、緊張を作ります。
---
■ 今日の結論
シンクロストーリーの本質って、
「別の時間軸を重ねること」だけじゃない。
もっと根っこは、
同じテーマを、別の角度でもう一回刺すこと。
カイジは、それを
“同一時間・同一空間・視点の切り替え”だけでやってる。
だから今日は、カイジを先に置きました。
---
■ 次回予告
で、ここまで言ったら当然こうなります。
「じゃあ、時間軸を分けて“二軸”にしたらどうなるの?」
はい。
次回以降にやります。
今回は、フリーレンだと思わせてカイジでした。
(裏切りの練習です)
正月から胃が痛い相馬ゆうでした。
皆さんお正月は満喫してますか?
皆さんは連載中の生活リズムってどんな感じですか?
また読み手の方はどれくらいの文字数が読みやすいですか?(ながら・じっくり)わけて。
そのあたりのご意見、気軽にコメントでご意見ください。
読んでよかったら、ブックマークや★評価で応援してもらえると励みになります。気が向いたらで大丈夫です。




