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上杉勢出現と碁

 永禄四年(1561年)九月、相模小田原にて

 北条氏康


 多摩の三田攻めに行った氏照の軍が敗けて滝山城に逃げ入ったと一報が入った。しかし、その一報が何とも要領を得ない内容だった。


「ええい、氏照も情けない。三田ごときに負けるなどと」


 氏政の苛立った様子に評定衆も弱った顔をしている。

 儂の顔色を伺う者がいるが当主は氏政だ。なるべく素知らぬ顔をして家臣たちには、氏政に意見するように促す。いつまでも儂の指示にて動くようでは、早々に北条は立ち行かなくなるからだ。


「ですが殿、上杉勢が背後に現れて戦となったとの事。真であれば由々しき問題ですぞ。まずは上杉勢に対処せねばなりません」

「沼田にいる上杉憲政、近衛前久、それに越後方の城代である北条きたじょう高広が謀って武蔵に来たのであろう」

「うむ、本当に沼田衆ですかな。上野の沼田衆や長野衆が三田の救援と言うのも可笑しな話。それに下手に奥武蔵まで出張れば我らに挟撃される危険も十分ありましょう。そのような危険を省みず三田を救援するとも思えませんな」

「左様」


「兵の数は五千から多くて一万との事。その上、上杉勢には毘沙門天の旗があったともと言うではないか。性懲りもなく上杉政虎が関東に来たのではないか」

「何を言う。今頃、上杉勢は北信濃で武田方と戦の最中であろう」

「であればやはり沼田衆か。しかし、どの街道を通って南下したのだ。そのような大軍に気がつかぬ訳はあるまい」


「誰ぞに毘沙門天の旗を貸し与えた上杉方の策なのでは」

「なるほど、であれば太田資正(すけまさ)辺りではないのか」

「それも考えられる」

「いや、岩槻城にそのような素振りは起きとらん。そもそも三田を助ける余力など太田にはあるまい」


「納得いかぬのは、氏照様は江戸衆と小机衆を集め、小机城から滝山城に移動する途中にて戦となったとの事。三田とは関係のない戦ではないのか」

「うむ、やはり分からぬ事が多い。いくら推測しても仕方あるまい。次の知らせを待つのが良いのではないか」

「今頃、城攻めを受けていたら如何する」

「直ぐには落ちまいよ」


 評定衆の言う事は的外れではない。だが何かが足らぬ。腑に落ちぬ。それが分からん。


「殿、如何いたします。ここは兵を集め次の知らせを待つのが宜しいかと」

「良かろう。直ぐに兵を集めよ。そして上杉勢の居場所を探れ、武蔵より叩き出してくれるわ」


「分かりもうした。それでは某が陣触れを出しましょうぞ。では早速、某はこれにて」

 家臣の一人が立ち上がり評定の間を出て行った。


「大殿、如何でございましょう」

「うむ、儂も考えたが何かが足らぬ」

「父上、何が足りぬのでしょう」

「分からぬ。皆の言う事は最もな事だ。それならば、なぜ上杉方は現れた。いや、何をしに現れた」


「それは三田の助けに」

「そうは思えぬ。それ故に上杉方の狙いが分からぬ」


 いや、一つだけ分かる事がある。


 上杉政虎は我ら北条家を倒し名実ともに関東管領となりたいのであろう。そのような幕府の役職など役に立たぬ世だと言うに。

 最早、幕府の役職などに従う者などいない。世は乱世、力こそ第一、皆そう思うておる。

 何とも上杉政虎らしい。


「大殿、何か可笑しな事でも」

「いや、何でもない」

 思わず、笑っていたようだ。


 儂は上杉政虎を評価しておる。

 あの男には表裏がない。

 善を好み、悪を嫌う。

 そして、強い。

 敵ではあるが、信玄や義元より好感が持てる。良く越後一国で北条と武田の二方を相手にしておるものだ。


 上杉政虎、手強い相手よ。


 しかし、我ら北条とて敗ける訳にはいかぬ。関東は我ら北条が取る。




「大殿、殿、大変でごさいます」

 先ほど席を立った家臣が大声を上げて戻ってきた。


「如何した。そのような大声を出して。まずは座らぬか」

 氏政が軽く咎めると家臣は「申し訳ございません」と言って座り頭を下げた。


「良い、話せ、知らせか?」

「はい、只今、氏照様と江戸から知らせがありました」

「江戸? まあ良い。して氏照は何と」

「はい、氏照様と戦となった上杉勢はどうやら甲斐から峠を越えて武蔵に入ったとの知らせです」

「馬鹿な、そのような事はあるまい。氏照からの知らせの間違いであろう」


 評定衆たちも顔を見合わせる。


「いえ、某も幾度も使いの者に尋ねました。間違いなく甲斐より武蔵に入ったとの事でございました。氏照様も不審に思い幾度も人を調べに行かせたそうでございます」


「武田が上杉と結んだか」

「馬鹿な、今頃、北信濃で睨み合っているはずではないか。やはり沼田衆か太田の策略ではないのか」

「いや、和睦したからこそ上杉勢が甲斐を通る事を許したのであろう」

「甲斐を通るなどと、そのような事は和睦ではなく同盟ではないか。信じられん」


「義元公が亡くなった駿河を欲したか……」

「武田信玄……あり得る、あの男は信用が置けん」

「そうよのう。上杉に我ら北条の相手をさせ、武田は今川を喰らう。あの信玄ならば考え付きそうな事だ」

「殿、急ぎ今川に使者を」

「待て待て、皆の衆、まだ武田が上杉と結んだとはっきりした訳ではない。それに何と今川に知らせるつもりだ。殿、勇み足は借りとなりますぞ。先ずは甲斐に乱破を放ち調べる事こそ第一」

「そのような悠長な事を」


 評定衆の意見が止まらぬ。氏政もあちらこちらと評定衆が思った事を言うに従って顔を向け聞いてばかりだ。

 話に耳を傾けるのは悪い事ではない。しかし、今の氏政は話に振り回されておる。

 確かに武田信玄は信用できぬ相手だ。しかし、利がある限り裏切らぬのも確か。

 氏照の調べた通り上杉勢が甲斐から武蔵に入ったとしても、武田はともかく上杉に利があるとは思えぬ。

 もし、武田と上杉が結んだとしても武田は領国を通すまい。上杉も武田領なぞ通らずに上野から力押しする事を選ぶであろう。

 甲斐から武蔵に入ったとして策になるとは思えぬ。


 やはり、何かが足りぬ。


「江戸からも知らせがあったのであろう。知らせとは何だ」

「大殿、これは申し訳ございません。そちらも一大事でありました。江戸城が上杉勢に落とされたと知らせが」

「江戸だと、間違いではないのか」

 氏政が叫ぶ。


「はい、こちらも江戸城から逃げた者の使いであるかと幾度も確かめました」

「おのれ、上杉どもめ……」


 江戸城の手勢は三田攻めに出ていて少ない。それに江戸城は砦と言って良いほど荒れ始めていた。

 それは里見氏との戦いの前線が、更に東に移動しているためだ。

 国府台の合戦から二十年、城としての重要性が低くなった江戸城の補修は追い付かず荒れ始めていた。氏照と戦ったと言う上杉勢が攻めたのであれば、五千を越える大軍故、一刻も持たなかったであろう。


 岩槻城が近いとは言え上杉勢にとって江戸城は死地。問題は、上杉勢がなぜ江戸を落としたかだ。


「諸将に城を固く守るように伝えよ。上杉勢が現れたとな。しかし、春のように固く守っていれば直ぐに越後に引き上げる」

「はっ、それでは早速知らせを走らせまする。御免」

 先ほどの評定衆が急ぎ下がっていった。


「父上、先ずは甲斐での上杉勢の通り抜けの件を調べさせ、今川にはそれとなく武田に注意するよう促します。そして各将には春のように籠城し固く守りに徹し、上杉勢が引くまで待つ事に致します」


 うむ、と氏政に向かって頷く。


「ですが、単に城に籠るのでは面白くありません。上杉勢が引き上げる時に追撃できるように待ち構えます。上杉勢には目に物を見せてやりますよ」


 氏政が口元を吊り上げた。

 それを見て、ようやく氏政が当主らしい決断をするようになったと安心した。






 永禄四年(1561年)十月、相模小田原にて

 北条氏康


 風が吹くと冷たいが、日の当たる縁側にいると暖かく心地良い。そんな陽気に誘われたのか庭の木の枝に留まっている百舌がキキと甲高い声で鳴いた。

 今日は晩秋の良い天気だ。

 まるで人の戦など無意味だと言うように暖かな日が降り注ぐ。早くこの様に安らかな世を作らねばなるまい。


「父上」


 氏政の声で我に返る。

 小田原城内の館の縁側に碁盤を置き、氏政と二人でそれを挟み座っていた。


「父上、御加減が悪いのですか」

「いや、そのような事はない。それよりも今日はそなたと二人で次の手を考えようと思うてな」

「それは有り難き事です。是非に」

「甲斐の武田館を上杉方が落としたのは驚きの知らせであったが、いつまでも驚いてばかりではおれぬ。我ら北条が上杉に喰われぬようにせねばならぬ」


「武田が落ちた」の知らせで家中は蜂の巣を突っついたような騒ぎとなった。

 信濃での合戦の状況は不明であったが、合戦に大勝した上杉勢がその勢いで甲斐の躑躅が崎舘を落とし、更に武蔵へと進出したと思われた。


 北条は上杉と親上杉勢に囲まれた。


 これは駿東を今川と争っていた以来の北条家の危機だ。あの時も北条は敵に囲まれていた。東は今川と駿東で争い、西は武蔵で山内上杉と扇谷上杉の両上杉と争っていた。危うく挟み撃ちとなる処だった。

 武田には借りを作り、駿東を今川に譲り、川越の夜戦で両上杉に勝ち危機を乗り越えた。結果、北条家は生き残り、武蔵は北条の物となった。


「父上、必ずや好機が来ます。上杉を越後へと追い出しましょうぞ。何、好機が来なければ、この手で好機を作れば良いだけの事」


 まずまずだ。だがその通りだ。待っていては何も変わらぬ。


「では、始めようぞ。そなたは北条と上杉の目でこの碁盤を見よ」

「はい、分かりました」


 ジャラリと白い碁石を握る。


「相模の小田原城、玉縄城、三崎城、津久井城は我が北条の城。そして、武蔵には鉢形城、滝山城、河越城、小机城があり我らが押さえておる」


 状況を確認しながらパチリ、パチリと白い碁石を碁盤の手前に置く。手前を南、即ち相模、武蔵と見立る。


「上杉方は甲斐、そして武蔵は江戸城だ」


 パチリ、パチリと白い陣地を挟んで黒い石を二つ。


「上野には厩橋城に長野衆、沼田城に沼田衆、上野の半分は上杉の味方だ。それに岩槻城の太田資正は上杉政虎に参陣した」


 白石を取り囲むように黒石を置く。


「我らにも与する者がおります。千葉氏、結城氏」

 黒の右手に白を置く。武蔵の東の下総だ。


「それは上杉も同じよ、里見氏。そして三田などの奥武蔵の国人衆」

 西と南に黒い石を置く。


「春と比べれば上杉勢は随分と寂しくなったではないですか。これでは直ぐにでも兵を引くでしょう」

「いや、関東諸将は様子を見ているに過ぎない。政虎が春のように直ぐに越後へと引くつもりなのか。我ら北条との決戦をするつもりなのか。いずれにしても、春のように関東諸将が上杉に流れぬようにせねばならぬ」

 もう武田方の後方支援は当てにはできないのだから。


「申し訳ありませぬ。心を引き締めます」

「うむ、ではこれをどう思う、氏政。言うてみよ」

 目の前の碁盤に注意を向ける。


「はい、相模、伊豆は活きた眼にございます。そこから武蔵に伸びる石はそう簡単には取られまいと思います」

「上杉の眼はどうだ」

「甲斐と上野は活きた眼にございます。狙うとしたら江戸城と岩槻城かと」


 江戸の南に黒色の石を置く。


「父上、それは。そこは海ではないですか」

「そうだ江戸湊だ。先日、その江戸湊に大きな船が現れ、荷を江戸城に運び入れたそうだ。おそらく越後の船であろう」

「まさか」

「江戸は活きた眼になる。上杉政虎が江戸城を取った理由は海であったのだろうよ。中々喰えぬ男よ」

「では、上杉政虎は関東に居座ると」

「おそらくな」


「そなたが上杉であれば、どこを取る」

「江戸と岩槻が活きた眼となるならば、まずは里見氏と与力して千葉氏を落とします。しかる後、武蔵に喰い込みます」


「では、一つ手を打とう。氏照に岩槻城を攻めさせよ。何、直ぐに兵を引いて構わぬ」

「なるほど、江戸城の上杉政虎も岩槻城の太田資正も動けなくすると。しかし、里見も手強いですが」

「何、奴らも東国武士だ。のらりくらりと戦う。里見も上杉が与力せぬ限り大きくはなれん。更にもう二手打つ」


 鉢形城と岩槻城の間に白石を一手、更にその上の方に、北に白石を置く。


「それは、忍城の成田氏、唐沢山城の佐野氏ですな」

「そうだ、成田は鶴岡八幡宮で恥をかかされたと小田原まで聞こえて来るほど、政虎を不満に思おておろう。一声掛ければ直ぐにでも北条に付くであろう。それと佐野は公方の家臣。こちらも政虎の思惑を快くは思っておらんはずだ」


「京から来た近衛前久公を関東公方にするという話を聞きました」

「それを不満に思う者も多い」


「成田と佐野が我らに付けば上野と武蔵の上杉方は薄くなります。そうなれば北条が伊豆、相模、武蔵を半分。上杉が武蔵を半分と上野。関東ではほぼ互角かと」


「しかし、下野の宇都宮氏、常陸の佐竹氏は上杉寄りだ」

「宇都宮氏にも佐竹氏にも敵はおります」

「ふふ、そうよ、その通りよ氏政。だが、北条が勝つには、まだまだ足らぬ。他に手をどう打つ」


 儂が試していると知る氏政が、じっと碁盤を睨む。


「関東にこれ以上手をかけかも効果は薄い。であれば他国を巻き込むか。今川に声をかけては如何でしょう」

「それは、難しいであろう。今川家は義元公亡き後、実質駿河一国だ。三河の松平が今川を離れ独立し、その煽りを受けて遠江の国人衆がごたついておる。とてもではないが我らと共に上杉を攻める余裕などない」

「静観を決め込むと」

「ふふ、そのような高みの見物処ではないと思うがな。遠江の平定に大忙しであろうし、上杉も今川をそのように動かすはずだ」


「上杉が今川と組むと」

「遠江を固めた後の三河攻めを餌にな」

「我ら北条を攻めるのではなく三河で」

「北条を攻めるでは今川が納得せまいよ。今の今川に東西に敵は作れない。今川としては北条と今まで通り同盟を続け、甲斐を押さえた上杉とも同盟をして西に行く事を考えるのが妥当だ」


「それは、北条への裏切りではないですか。上杉と同盟などと」

「それでは北条は今川を非難して同盟を切るか。そして今川とも敵として争うか」

「い、いや、それは」

「甲相駿はこれまで通りが良い。北条にも今川にも、そして上杉にも都合が良いのだ。氏政、考えよ、そなたが北条を支えねばならぬのだぞ」

「はいっ」


 当主たる氏政が全てを考える必要はない。知恵者を使って考えさせ、出てきた善き案を選べば良い。しかし、全てを考えようとする気構えは必要だ。


 考え、考え、そして、考えて選ぶ。それが当主の役目なのだから。


 再び碁盤を見つめる氏政に、いつまでこの様に教えを施すべきかを思案せねばならぬ。続けていては氏政のためにならぬ。


「どうだ。善き考えがあるか」

「信濃の様子が分かりませぬ。人を送り調べさせておりますが、まだ。しかし、信濃も上杉が押さえたばかり、武田の遺臣たちが騒がぬよう兵を置いているはず。それに美濃の遠山も武田方、もしかすると上杉勢は美濃にも入っているかも知れません」


 氏政の言葉に合わせて黒石を碁盤の左手、西にパチリ、パチリと置いてゆく。


「父上は確か、尾張の織田とも好を通じていたかと思いましたが。義元公を倒したあの織田家の者と」

「懐かしいのう。それは既に亡くなった織田信秀殿だ。今、尾張で勢いのある織田信長の親父殿だ。当時、今川は西の織田信秀殿とは西三河で争い、北条とは駿東で争っていたからの。敵の敵は味方であっただけよ。もう、十年以上も昔の話だ」


「織田信長にとっても上杉が敵となれば、我ら北条の味方となりましょう。今から好を通じても遅くはあるまいと思います」

「うむ、今川がどう思うか」


「何、心配はありませぬ。今川も上杉と結ぶのと同じように、我ら北条も織田と結ぶだけ。今川に文句を言う筋合いはありませぬ」

「ふふ、そうよのう。分かった、では氏政に任せる」

「はいっ」


 尾張、美濃と白黒の石を置く。


「むっ」

 氏政が唸って碁盤を見る。気づいたようだ。


「父上、上杉が関東、甲斐、信濃、そして美濃に兵を出しているとしたら」

「出しているとしたら」

「越後に兵はいないのではないでしょうか」

「おそらくな」

「なっ、では今、越後に攻め入る事ができれば、関東の上杉勢は越後に引き上げざる得ない」

「左様、そして上杉政虎が越後に引けば我ら北条の勝ちだ。考えよ、氏政。越後に攻め入る手段を」

「はいっ」


 氏政は再び碁盤に目を落とした。


次回、天地人と出世頭



上杉政虎、江戸城占拠。

北条家の反撃の初手は如何に。


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