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転生少女~異世界ライフ始めます~  作者: まったり書庫の司書さん
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10/15

お友達が出来ました、洗礼式始まります

 5歳の誕生日から1ヶ月が過ぎ洗礼式の日になった。

「ティア、他の子供たちと一緒にここから教会まで歩いて行った後はどうするのか覚えたかしら?」


「はい、お母様。教会に入ったら神官さんの言う通りに座り名前を呼ばれたら登録する部屋に入る。登録が終わったら最初に座った所に戻り全員が登録を終えたら皆で教会を出る。ですよね?」


「ええ、そうよ。それとティアは貴族だから最後に呼ばれるの」


「ん?そうなのですか?。何故貴族は最後なのです?」


「貴族で無い子も登録は丁寧に行われるけど、貴族の場合は不手際があると問題になるから丁寧さが念入りになるからよ」


「ええと、つまり過去に問題が起きたのですか?」


「そうなの。その時は、問題が問題なだけに処刑された神官が何人か出たから対策されてこうなったの」


「なるほど。あ、お母様この登録が終わったらどうすればいいです?」


「教会を出たら洗礼式は終わり。私達は入り口前の広場にいるから合流して帰宅よ。それから市民証は登録が終わったらその場で貰えるから落とさないようにね?」


「分かりました。そろそろみたいなので行ってきます」


「行ってらっしゃい。また後でね~」


 周りの家からは住人の人が摘んできたのか、たくさんの花を投げておめでとーと祝ってくれている。そんな人やお祭り状態の町を見ながら歩いて教会にたどり着いた。教会には初めて来たけど前世で見た物よりも大きくどちらかと言うと神殿みたいだ。

「はーい、中に神官のお姉さんがいるから座る場所聞いて座ってね~」


 教会の入り口でそんな声が聞こえて子供たちが中に入って行き神官のお姉さんに従い席が埋まり、神父らしいお爺さんのお話しが始まった。

(あ、あくびしてる子発見。やっぱりこういう校長先生のお話し見たいなのって眠くなるよね~)


 お爺さんの話しが終わり登録が始まった。

(登録する部屋に入ってから出てくるまで5分く程で子供たちが自分含めて13人って言ってたから1時間くらいか~)


 そんな事を考えていると隣から声をかけられた。

「お前見たこと無いけど名前なんてんだ?オレはアイル、アイル・ラグールんでこっちが双子の妹でっ…ゴフッ!」


「あはは。ごめんね急にうちの兄が、あっ私はイリア・ラグールよろしくね!」


 話しかけてきたアイルにチョップを叩き込んでイリアがそう言ってきた。

「ってー、何すんだよイリア」


「挨拶も無しにお前なんて失礼な呼び方してるお兄が悪い」


「あっははは、別にいいよ。でも他の人には気を付けてね」


「ああ分かったよ。改めてよろしく」


「もう、お兄ってば調子いいんだから。あっ私もよろしく~」


「うん、よろしく。そういえば自己紹介まだだったね、私はルーティア・アステリオンだよ」


「うん、よろし…え?アステリオン?」


「どうしたのイリアさん?」


「イリアって呼び捨てでいいよ。…あの、もしかしてアステリオンって領主様の?」


「うん、私は領主の3人兄妹の末っ子だよ」


 そう答えるとイリアとアイルは青ざめて謝って来た。


「すっすみませんでした!知らなかったとは言えこんな馴れ馴れしく…お兄も謝って‼」


「いっいきなりお前なんて言ってすいませ…」


「2人とも落ち着いて。他の貴族はわからないけど私は気にして無いから謝らないでいいよ」


「ごめんなさい、領主様の娘って知って慌てちゃって」


「うん」


「あはは、まあ相手が貴族ってしたら慌てるよね~、私は気にして……」


(あっ、そうだフフフ)


 そこで私は1つ思い付いてニヤリとした。

「それじゃあ1つ私のお願い聞いて貰おうかな~」


「「……ゴクッ……」」


「アイル、イリア」


「「はっはい‼なんでしょうか?」」


 そんな2人を見てさすが双子、息ピッタリだなぁと思いながらお願いを告げた。

「2人とも私とお友達になる事!それで許します」


「「……へ?…」」


「ええと、そんなのでいいんですか?」


「うん、あと友達なんだから敬語はいらないから。それと私のことはティアでいいからね」


 私の言った事を理解したのか2人して胸を撫で下ろしてから、半眼でこっちを見た。

「もう、ティアってばひどいよ~」


「うんうん」


「あはは、ごめんね」


 そのあと2人と色んな話題で楽しく話していると、アイルの順番が来て、次にイリア。そしてとうとう私の番が来て名前を呼ばれ登録する部屋に入って行った。


ーーーーー


 ルーティアが登録する部屋に入って行った後。

「にしてもティアが貴族って驚いたな」


「うん、最初にお願いって言われて何させられるんだろうって思ったけど、いきなりお友達だもんね~」


「まあな、でもこれから楽しそうだよな」


「うん、ティアとはいい友達になれるって私の勘が言ってるよ」


 ティアの入って行った部屋を見ながら、新しい友達が出来たことを喜ぶのだった。

 読んでくれてありがとうございます。PVも1000を越えて嬉しく思います。そして次の投稿では、後書きにティアのステータス記載予定です。

 今後とも御愛読よろしくお願いいたします。

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