吸血吸血
ヒロは余っている僅かな念で逆転できる戦略を考えていた。
「クソ‥どうすれば‥このままじゃ負けだ。考えろ。アイツは最初は右手の剣だけで戦っていた。少し時間をおいて、二刀流で来た。なぜだ。最初から二刀流ではなかった。そこだ!アイツは二刀流でいくことを躊躇っていた。それなら考察するなら2通りある。一つは単純にまだまだ練習だから。これはあまり信用できない。なぜなら、勝ちたい相手にそれを使ってくるのはおかしい。二つ目は弱点を気にしているか。これだな。アイツは弱点が意外に簡単なところにあるから気にしているに違いない。じゃ弱点はアイツが気にしていたこと‥」
ヒロは足に少し念を込め、カムラが斬りかかってくる瞬間を見計らって避け続けた。
「クソ!クソ!ちょこまかと‥」
カムラはイライラし、剣戟も雑になってきた。
「分かったぞ!!時間だ!!カムラはずっと時間、あるいわ俺を早く倒すため必死に攻めてきた。だから俺に考える暇を与えなかったのか。それなら‥」
ヒロはカムラの弱点がわかり、念を足から手に移し替えた。
「カムラ!!お前の負けだ!!!『吸血カウンター』」
ヒロは手の平をカムラ側に突き出し、構えた。
「何が負けだと!?この負け犬がぁ!!!」
カムラは思いっきりヒロに剣を振り下ろした。
ガシッ!
カムラの剣はヒロの手に抑えられてしまった。抑えられただけでなく、ヒロの両手からは赤黒いオーラが放たれていた。
「クソ!なんだこのオーラは!?それよりも俺の剣がダメージを与えてない!?どうゆうこいとだ‥」
カムラは混乱し、もう一つの剣でまたヒロに切りかかった。
パタ‥
ヒロの手に当たったが、その力は弱々しく、もはや剣ではなくカムラの手だった。
「何!?俺の剣が消えた‥そういうや〜さっきから段々‥力が抜けて‥集中できない‥」
バタッ!!
カムラは意識を失いその場で倒れた。
「よっしゃー!!俺の勝ちだ!!」
ヒロは喜び、ガッツポーズをした。
ユイが近づきハイタッチをした。
「そういえば、なんでカムラは勝手に倒れたの?」ユイは不思議そうに質問をした。
「あ〜それは俺の新技!『吸血カウンター』だな!」
ヒロは自慢げに話した。
「いいからどうゆう理屈で倒れたか答えなさいよ〜」全然分かってないユイはイライラしながら話した。
「まぁ簡単に言うと相手の念を吸って、俺の念に変えるって感じかな。あとは相手が念をたくさん使う双剣を使ってくれたおかげかな。だから少ししか残ってないカムラを倒すのは簡単だったてことだ!まぁ念を止めて普通に殴られたら終わってたけどね。」
相手の弱点を見極められたヒロの勝利に終わった。




