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アンデッド・デッドライン  作者: やどかり
境界の波紋
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7/7

ep.7 決意の空

異常個体コープスを倒した朔夜と澪はアンリースの拠点へ戻り、灰崎へと報告する。


灰崎「異常に強いコープスに、増幅させられたかのような執着…。」


朔夜「まだ信じられませんが、人工の可能性も…。」


あくまで仮説であった人為的なコープスの生成は、後の事実で裏付けられてしまう。


朔夜と澪が戦闘したあと、各地で異常個体が多数発生。たまたま強かったでは片付けられない事態となった。


灰崎「これは、人為的にコープスが作られてると言って間違いないだろう。」


湊「まさか作られたコープスがいるなんて…。」


鉄「それも、コープスを強くするために痛めつけて殺してんだろ?なんてひでぇ奴だ…!」


朔夜も澪も最悪の仮説が現実味を帯びて怒りをあらわにする。


灰崎(異常個体の生成だけじゃない。統率のとれたコープス出現、操作してるとしか思えん。)


灰崎(操作となると、もしかすれば10年前の…。)


燃える家、大量のコープスを従えた1人の男。大きな被害であったが、コープスは一般人には見えないため大規模な火事として処理された。


灰崎(あいつの仕業だとすれば、かなり厄介だな…)


灰崎「すまない、俺は少し出かけてくる。」


灰崎はメンバーをアンリースの残してアンリース拠点を一度離れ、ある場所へ向かう。


そこには、1人の男がいた。


???「何の用だ…。」


灰崎「久しぶりだな、白雲天馬(しらくもてんま)。いい情報が入ったぞ。」


天馬「また勧誘か。何度も言うが俺はアンリースには入らん。」


灰崎「勧誘じゃない。()()()()()()あいつが再び動き出した。」


天馬「…!場所だけ教えろ。あいつは俺が殺す。」


灰崎「場所はまだ掴めてない。思った以上に厄介なことになってる。お前1人じゃ勝てん。」


灰崎「アンリースに戻る気はないのか。」


天馬「…場所が分かったら教えろ。」


天馬と呼ばれた人物は去っていく。


灰崎(頑固な奴だ、まったく…。)


灰崎アンリース拠点へと戻る。


灰崎「異常コープスの件だが方針が決まった。俺はおそらく黒幕を知っている。」


湊を含めた全員が驚く。


灰崎「黒幕の名は…烏丸(カラスマ)。10年前にも大きなコープス災害を起こした人物だ。」


灰崎「あいつはおそらく組織を作っている。烏丸を倒すとなればそのメンバーとも戦うことになるだろう。」


灰崎は半死人(セミデッド)としての経験が長い。壮絶な戦いも、死んだ仲間も知っている。これから始まる壮絶な戦いを前に言い淀む。


そこで湊が口を開く。


湊「戦いますよ。人を助ける、それが俺の使命なんで。」


鉄「おうよ!どんな敵がきたって蹴散らすのみだ!」


灰崎はアンリースの全員のやる気に満ちた目に苦笑いする。


灰崎「…頼もしいな。」


黒幕である烏丸を止めるために、湊たちは戦うことになる。

天馬くん出ました。黒幕の烏丸も出ましたね。名前だけで詳細はこれから出ます。2人ともキーマンですので忘れないでください。

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