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番外編☆ジークと毛玉

「ユ、ユリア……その黒い毛玉はいったい……」


「あら、ジーク!可愛いでしょう?お母様のオモチの番なんだって!お父様やお兄様が欲しがったんだけど、キャシーちゃんに色々聞いたみたいで、ルーカス殿下みたいなのから私を守るんだって言って私と契約してくれたの!

 も~、凄く可愛いでしょう?クロマメ、私の旦那様になるジークよ。仲良くしてね!」


 黒い毛玉はチラリとジークを見て、ニヤリと笑った……ようにジークフリードには見え、思わず目を見開いた。

 見間違いか?と思ったのもつかの間、毛玉はユリアの胸にすりすりしてまたジークを見てニヤリと笑った!

 

「ユリア!そいつ雄だろう!?ダメだ!絶対ダメだ!」


 ユリアは怯える(ふりをする)毛玉を抱き締めて


「ちょっとジーク!クロマメが怯えてるじゃない!雄だけどウサギよ?何考えてるのよまったく……

 よしよし、怖くないからね~。もう、クロマメと仲良く出来ないと結婚できないわよ?」


 く……!毛玉を見ると、ユリアにもふもふされながらニヤリと笑った!

 

「くそっ!この毛玉が!ユリアから離れろ!待てこの毛玉ー!」


 そうして、ジークフリードと毛玉の長い長い戦いが始まったのだった……


「凄いわ……ジークが完全におちょくられてる。ふ、ふふふ」

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