↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/8

ケース6

数日後……ジャネットの心のランプを、希望の光が再び灯した。

「アドミラル・ルナベレナ様。私に何のご用でございますか?」

ルナベレナ元帥の部屋にいるのは1人の少女。

黒色のロングヘアーにクリクリとした可愛らしい目。小学生と変わらぬ背丈だが、黒のワンピースが大人の雰囲気を漂わせる。

「任務じゃ。南東の古い倉庫に爆弾魔の巣がある。そこに准将のジャネット・ベルサイトと行くのじゃ」

ルナベレナは地図と任務の詳細表を渡し、少女の背中に優しく触れる。少女は照れながら部屋を去った。

「頼んだぞ。エイブラハム・マリー……」

暗い部屋でいつものようにブラックコーヒーを飲むジャネット。

沈んだ気分をリフレッシュ……とまではいかないが、和ませてはくれる。

その時だった。トントンと扉を叩くか弱き音が部屋にこだましたのは。

「はーい」昼の顔ナンシーで扉を開けると、目の前には見るからにか弱そうな少女。

「あなたがジャネットさんね。よろしくお願いします。」

ジャネットが「お嬢ちゃん何の用かなぁ?」という言葉が喉から出そうになったのを、慌てて飲み込んだ。

少女は頭を深く下げ、じっとジャネットのブラックパールの瞳を見つめる。

「あなた何物? どうして私の名を?」ジャネットは不思議そうに問う。

「ルナベレナ様よりあなたとの共同任務が告げられました。目標は南東の空き倉庫です」

正直ジャネットは戸惑った。こんな小さな少女と任務することに。

しかしルナベレナ元帥が申したことなので、ジャネット・ベルサイトの服装に着替え、珍しく昼の明るい街へと足を運ぶのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。