第5話 初めての海21
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「月のウサギが泳げるか
どうかは分からないな。
けれど船からはまを見たら、
月のウサギを見つけやすい
かも知れないね。
ぼくもいっしょに、
探すのを手伝うよ」
二人は手を取って、
みんなの向かうウミウの
船へと走りました。
ウミウの船は漁港の、
陸から数えて三番目に
止めてありました。
それは白く大きくて、
船体には月星丸と言う
りっぱな名前が
書いてありました。
「わあ、かっこいいなあ」
かけて来たオーティスが、
船を見て言いました。
「さあ、乗りな。
足もとに気をつけてな」
船に足をかけた時、
足もとがぐらついたのは、
みんなにとって
しんせんで初めての、
不思議な体験でした。
全員が乗りこむと、
船は静かに陸をはなれ、
ごく小さくせんさいな
波を立てながら、
おきへおきへと
進んで行きました。
みんなはせんびに立って、
心地よいしお風を感じました。
船は海面を、
すべるように
進んで行きます。
海はとてもおだやかで、
初めて船に乗ったと言うのに、
よった者は一人もいませんでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年4月1日です。
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