表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/2

こちらわたしの推しになります。


「それで?どうするんだ、婚約を受け入れるのか?」



はーーーい!!再び目の前にイケメン!!



どうするんだなんて言っちゃって!!

絵になるぅぅぅ


はい、すみません。所変わってティータイムをしております。

何とかあのダメ男(ファン総称)から逃げ出してどうしようかとフラフラしてたらこれまたイケメンに捕まりまして。




そのイケメンが!なんと!わたしの推し!

ラスボスの愛称で人気?のレイ・ブランコロッサです!!!



なんでわたしが王族、しかも王太子とティータイムなんてできるかって?


知ってると思うけどわたしお嬢様なんだぁぁぁ




はい、すみません。(2回目)



脳内で前世のわたしが大暴れなう。というのに外面はお嬢様の仮面をかぶっているのでね。ご安心を。



「いきなりで驚いてしまって…何も言えませんでしたの。申し訳ない事を…」




しょんぼり、しおりとした表情と丁寧な言葉使い。

お嬢様10何年やってるんでね。このくらいでいますわよ。




「珍しいな、お前がそうなふうになるとは。さては恋愛に鈍感か?」




はぁぁぁぁイケメン。

前世からの推しがこんなにもイケメン。



ふっとからかうように目を細めるところとか、くすくす動く口角を隠す白く細いけど男らしい指とか。




しみじみとやっぱりイケメン…っていうか、物語の中の人だなぁと感じてしまうわけで。


このいわゆる乙女ゲームの中で悪役令嬢として生きていけるのかとちょっとナイーブになることもあるわけで。




「わたくし、この婚約お受けしようかと考えております。」




どれだけ脳内で‘わたし’として暴走してようが、ストーリーが止まるわけ無いから。

それなら死ぬまで演じてしまおうじゃあないか。



…そういえば、ストーリー後ってわたしどうなるんだろ…って


「そうか…何かあればすぐに言え。お前は俺の黒い薔薇だからな。」



はぁぁぁぁイケメン!!!!


今世の両親ありがとう!!!!この家柄最高です!!!



‘お前は俺の黒い薔薇’て!!!



イケメンすぎん!!??

好きです!!!!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ