リゾリューション
サハがひとしきり語り終えた時、誰もすぐに口を開こうとはしなかった。
皆、サハの口から飛び出た嘘のような本当を咀嚼する時間が必要だったのだ。
「ありえねぇ…って言いたいところだが、別に特段おかしな話じゃねぇな。」
思い詰めたように視線を落としたままアシュは冷徹に切り出した。
「この星の政府は、そういうことも平気でやりそうだ。」
怒っているのか落胆しているのか、その表情からはどの感情かは読み取れない。だがポーカーフェイスのその中に、何か表面上の冷静さとは裏返しの烈しい情念がひっそり潜んでいるような、そんな気配を感じるのは俺だけだろうか。
そんなアシュに続いて、ルシャはモジモジと指先を弄びながら言う。
「こ、功利主義ってやつですよね…。お、大勢を救うために、も、最も被害の少ない形で犠牲を払うっていう…。」
「確かに、今この星を支配しているのは『意思理論』、すなわち、意思の強弱によってそれが現実に与える影響も変わってくるという考え方です。このことを鑑みると、自死をも覚悟するほどの強靭な意思力を欲する場合、私達、つまりこれから失うものが少ない孤児らが、その候補として最適だとみなされてしまうことも悔しいですが腑に落ちてしまいます…。」
ルシャの話にそう付け加えたのはニルだ。
さすがはクラス内トップの秀才。大人たちが遠回しに伝え合っていたその真理を瞬時に的確に言語化してのけるその姿は、明るい金髪と洋風な容貌も相まって絵に描いたような万能者だ。
意思理論に基づいた犠牲の選出…か。正直、受け入れてしまっている自分がいる。というのも、多分それが最適解なんだ。
案ずるに、先輩方が敢行したという自爆テロは事前にその内容を知らされてたことだろう。そうでなければそもそも敵主要港に特攻なんてしないだろうしな。そして、その作戦全貌を告げられた直後彼らは問われるのだ。ドーラムに残る同胞の未来を、見ず知らずの自星民の未来を、自らの命をかけてでも照らす覚悟があるのか、と。
そこで孤児に目をつけるとはすこぶるタチが悪い。如何せん、俺たちは家族を持たない。だがその代わり、家族未満友人以上の仲間を持つ。愛を一度失った、あるいは受け取ってすらない俺たちにとって、他の大切な誰かを救うために自らの命を捧げるという行為はある意味救済に近い。だって、自らの人生をそれこそ幸せ風味に畳めるのだ。受け取れなかった、享受したかった愛情のやり取りをやった気になれる。
もしも俺がその作戦に配属されたとしたら、きっと喜んでこの身を献上するだろう。それでこの戦争が終わるのならば。それで先生や下級生組らみんなが明るい未来を掴めるのなら。自らの命への諦念を自分に納得のいく形で他者に転嫁し、それに気付かないふりをしたまま勝ち逃げできるのなら。
きっとこの思考こそが、ニルの言う意思理論の導く結果なのだろう。
畢竟、俺たちは家族愛の奴隷だ。でもきっとこれはしょうがないこと。いつだって、隣の芝生は青く見えるものだ。誰かと家族ごっこをしていられるのなら、誰かを自分以上に大切に思えるフリができるのなら、それほど幸せなことはきっと無い。少なくとも、俺にとっては。
あぁ、こんな脆弱で貧相な思考を赤裸々に予見してみせる意思理論にはなんとも辟易する。なんだか悔しいし、そう反抗心を抱くこと自体に情けなくも感じる。けど、仕方ない。実際合っているのだから。きっと、俺はそういう人間なのだから。
「(俺にもし家族がいれば、何か違う感情を抱くのかな…。)」
ぼんやりと宙を見つめながら自問自答していたシャンティは、その視線はどこか宙を朧げに漂っており、焦点の合わない双眸をそのままポツリと呟いた。
「きっと、それはこの世の誰かがやらなきゃいけない仕事なんだ。それがたまたま、俺たちだっただけのことなんだ。」
「別に誰も責めれないのが後味悪いわね…。いや、強いて言えばドゥルバーのせいなんだけどさ…。」
その抑揚からはアティーテがいつも通りのテンション感を保とうとする努力が伺えた。が、それは些かお粗末なものでもあった。彼女の語気からはそこはかとなく威勢が失われ、彼女の思考はどこか別のところを彷徨っているようだ。きっと、未だ思考の整理が追いついていないのだろう。
「先生達はこのこといつから知ってたのかな…。僕、先生みんな優しい人ばっかりだと思ってたのに…。大好きだったのに…。」
アシュの隣でアシュと同じようにじっと下を見つめるリタのその姿はまさに兄そっくりだ。ただ、その消え入るような声量と小刻みに震えている彼の声は聞いているだけで痛々しい。
リタはこのエーカンテに入った際アシュに随って特例でA組に配置してもらった。周りを自分より一回りも大きなクラスメイト達に囲まれる中、唯一ごく普通の先生と生徒という何気ない関係性を保てるその存在は、彼にとってより一層大切なものだったのだろう。
「きっと、伝えないことが優しさだとでも思ってるんだろ、あーゆータイプの大人は。まぁ結局、自己保身のために生徒を見殺しにするような奴らって事だがな。」
「でもなんかショックよね〜。私、先生のことお父さんみたいに思ってたのになぁ〜…。」
弟の前では一切の動揺も表さないアシュが冷たく言い放ち、それに続くアティーテはリタのことを思ったのか明るく気楽さを繕った返答をする。その微妙な温度差はなんとも気持ちの悪い微温湯のようだった。
最も信頼していた大人たちから見捨てられた。ましてやそのことすらコソコソ隠蔽され、偽装された平然を受け取っていた日々。
裏切られたことへの悲しみ、理不尽から守ってくれないことへの幻滅、これまで抱いていた尊敬や愛情の崩壊、安置から擦りつけてくる一方的な同情とその恨み。そんなどんよりとした負の感情が皆から溢れ出していた。
…いや、たった一人を除いて。
シャンティは考えていた。
アティーテの言った、「ショック」という言葉の意味を。その反応の是非を。
『ショック』…か。どうだろう。俺は今、ショックを受けているのだろうか。
確かに、先生方の行動は俺たちのことを完全に棄却した、いわば裏切りと言っても過言ではない非道行為。そりゃあ頭ごなしに否定したって咎められることないだろう。
だけど、だ。先生達だって他に手段があったわけじゃない。その裏切りは、選択肢のない中泣く泣く下した苦渋の決断だ。
たとえ俺が先生の立場だったとしても、きっと先生と同じ選択をしてしまう。いや、それ以上の案が思いつかない。
それならば、具体的な解法もイメージできないのならば、自分でできもしない幻想を相手に押し付けて『俺たちを見捨てるなんて酷い』って勝手に幻滅するのってどうなんだろうか。それは何だかすごく自分勝手で、他人よがりの思考なんじゃないだろうか。
彼には感情を差し置いて現状を傍観する能力があった。
いや、それはそんなに美しいものではないのかもしれない。
彼は他人を信用していなかったのだ。自分にできることは他人にも可能で、自分にできないことは他の誰にも強要しない。それはなんとも独りよがりな優しい思想で、それはなんとも寂しい信条であった。
その場の皆が少しづつ現状を呑み込みつつある間、サハはすごく驚いたといった表情で皆を静観していた。みんながこんなにもあっさりと自分の話を信用してくれるとは思っていなかったのだ。
尤も、他のみんなからすれば、今までかつて見た事ないほど真剣な表情のサハが切実に語る真実に、嘘を疑う余地など微塵もなかったのだが。
全体的に澱んだその空気を払拭するが如く、サハはまとわりつく重たい静寂を一気に打ち破った。
「だけど…いや、だからこそ…‼︎ 俺は考えたんだ!俺たちみんなが誰一人残らず、このクソみたいな運命から逃れられる方法を…!!」
今や彼の声にはいつもの威勢が戻っており、衝撃的な事実を告げた時のあの暗い表情がまるで嘘だったかのように明るく希望に満ち溢れた満面の笑みを浮かべていた。
「みんな、この星を出よう!!戦争からも俺たちの使命からも尻尾巻いて逃げ出して、俺たちが楽しく幸せな毎日をずっっっと送れるような、そんな世界を探すんだ!!!」
その爛々と煌めく双眸でみんなを見つめる。両腕を大の字に広げてそう豪語する彼の姿はこれから待ち受ける冒険の予感に興奮が抑えられない小さな子供のようだ。それはまるで大人たちからその命を見捨てられた不憫な孤児のそれには到底見えない、生への活力を遺憾無く感じさせる容姿であった。
きっと彼は既に乗り越えたのだ。他のみんなが直面している絶望を。
絶望の果てに再び立ち上がったその目には煌びやかな未来のみ写していた。
「なるほどな。それでこの馬鹿げた話に繋がるって訳だ。お前絶対それ、先生の冒険譚聞いて思いついたんだろ。」
「さっすがアシュ、俺のことよく分かってる〜!そう、これは先生の探検話聞いてる時に思いついた案だ!だけど、あながち悪い計画じゃないはずだぜ?俺たちが今持ってる最大の武器は宇宙船の操縦技術だ!この強みを現状打破に活用するなら、いっそのことこんな星そのものから脱出して宇宙渡っちまえば良いってわけさ!」
先生の探検談。それは確かに、サハを前向きに走らせるには打って付けの燃料だ。
俺たちの担任先生であるローヴァ先生は、先生になる前探検家をしていたらしい。それも普通の探検家じゃない、宇宙探検家だ。
時は遡り、ドーラムに巨大隕石が落下した数年後。言語の壁崩壊による世界の一体化が助けとなり、科学技術がめまぐるしいスピードで発展していたちょうどその頃。人類はその活動領域を宇宙へと拡張する計画が立ち上がった。そも、この科学革命の発端は宇宙からの飛来物。この宇宙には、ドーラムに留まっていては知り得ないこの世の真実があると、科学者たちは大層胸を躍らせたとかいう。
そんな必要に駆られて計画された宇宙探索。先生は、その探索メンバーの一員だったという訳だ。とは言っても、先生曰くそこまで極度の訓練や超人的な知性のいるものでもないらしい。まあ実際、俺らですら訓練すれば宇宙戦争に加勢できるほどだ。言ってしまえば、海外旅行が星外旅行に変わったようなものなのかもしれん。
俺やサハは、小さな頃から先生直伝の冒険譚をよく聴いていた。俺は当時、星間戦争とかいう宇宙を舞台とした大層な争いが世界を襲っているというのになんで外のことをそうも愉快に語れるのか、と子供ながらに思っていた気がする。
逆にサハにとっては随一の大好物だったようで、将来の夢は先生みたいな探検家になるとか言い出す始末だったな。
「先生から話聞けば、ある程度の処世術も盗めるかもしれないってわけね。どーりで最近あんた、よく先生に探検談せがんでるわけだわ。」
「やべ、やっぱ違和感あった…?バレちまうかな…?」
「コイツが探検譚せがむのはいつも通りのことだろ。バレるどころか、いつも通り頭空っぽでいてくれて先生も感謝してるだろうよ。」
「えぇぇ!?そんな言い方はないだろ、アシュぅう!!」
そんなこんなで、それからサハはその計画考案から現時点での構想まで、意気揚々と俺たちに聞かせた。
あいつもあいつなりに結構真剣に考えたらしい。初めは軍隊入団直前、すなわちエーカンテ卒業直後になんとかできないか考えたそうだ。だが、俺たちは将来軍入隊が決められているいわば青年兵。そこから逃げようってなると、星中どこに逃げてもろくに生活できないだろうし、何よりその逃亡生活は楽しい幸せ生活とは程遠い。
そしてそれならと軍入隊後に期待を寄せてみるも、なにぶん情報もないしきっと上下関係の塊だろう組織。なんとかなる未来が全く想像できなかったという。
まぁ俺も、軍に入った時点でもう手遅れだろうことには同意だった。
とどのつまり、俺たちが行動を起こせるのはここを卒業するまでのたった一年しかないってことだ。そこから唐突に考案される宇宙逃亡計画は明らかにアイツの趣味が影響してるが、それほど素っ頓狂な話でもないのかもしれない。アイツのいう通り、俺たちが現行持っている最大の強みである宇宙船の操縦技術を全面に活用できる、ほぼ唯一の計画ってわけだ。
いざそっちの方向で考えを進めてみると、案外スムーズに妄想が捗ったらしい。まぁ、あいつは俺と違って小さい頃から先生の星探索譚をそれこそ目をキラキラさせながら聞いてたし、既に脳内シミュレーションは粗方済んでいたのだろう。
「…っと、ここまでが、この計画を思いついた経緯だ。そして次にその具体的内容なんだが、すまん、まだ厳密には決めれてねぇ。というか、俺はみんなと一緒に計画作りたいと思っているんだ。もともとお前たちも勧誘する予定だったわけだし、みんなで計画練り上げた方が後々の説明の手間が省けるって思った訳だ。」
一瞬、思考を促す沈黙が流れた。みんな、他の人はどう思っているのか互いの顔色を探り合っていた。
「それでもなんも考えてない訳じゃあねぇ。とりあえず今の所の概要を聞いてくれ。
出発予定日は定かには決めてないが、そんなに急いでいるわけじゃねぇ。とりあえず三ヶ月以内くらいで考えてる。なんらかのイレギュラー発生も兼ねて早めのプランニングだ。脱出方法は月曜の深夜、みんなで一斉に出立する。宇宙高度まで一気に出たら、最短最速で加速機に突入し、この世の誰にも気付かれる前に逃げ仰る算段だ。目的星はまだ目処がたってないが、少なくともドゥルバーの正反対に進む。その方が警備が甘いと思うからな。とは言っても、セキュリティーについてまだまだ調べねぇといけないことが沢山あるといった状態だ。」
正直に言って、アイツにしては上出来だと思った。あのサハが、ここまで順序立った計画を立案できたなんて。アイツ、夏休みの課題とか全部前日で終わらすタイプなのに。それほど気合入ってるんだろう。
「分かってる、急な話だ。別に強制的に連れて行くってわけじゃねぇ。
ーーだけど、俺はみんなのことが大好きだ。長生きして欲しいと思ってる。だから、だからこの戦争の真っ只中、軍の一員として命を消耗品のように扱われるのは嫌なんだ。こんなこと言うのは自分勝手かもしれない、そんなこと分かってる。だけど、それでも、俺はみんなと一緒に幸せな未来を掴みたいんだ…!」
気まずい沈黙が再度訪れる。この空気感に気押されたか、サハは少し自信を失ったような顔をした。その時、
「分かった。その案乗った。お前に付いてってやるよ。」
一番最初に沈黙を破ったのはアシュだった。
「リタ、お前も強制参加だ。」
「う…うん…!」
兄に指名されたのが嬉しかったのだろう、わずかに明るい声でリタは答えた。
それを聞いたサハの顔は自身のなさそうな不安顔から満面の笑みへとガラッと一変。
「ま〜どーせここにずっと居座ったってなんも楽しいことないだろうし、いいんじゃない?私も行くわ〜。久々の合宿みたいで楽しそうだし。」
「私も行かせてください!不肖私、学習で得られる知恵にはある程度自信があります!ですからきっとこの旅においても役に立って見せましょう…!」
「わ、私も行きたい…‼︎ た、頼りになるか分からないけど…、み、みんなと一緒なら怖くありません…!」
そう続々と皆が参加の意を示していく中、たった一人の青年が出遅れた。
「お前はどうなんだ、シャンティ…?」
しまった、取り残された。
俺は…どうなんだろうか。
正直、このまま軍人として敵星に特攻し宇宙の塵になるのも悪くないと思っている自分がいる。どうせこの人生、いつ始まりいつ終わろうと周囲には一切関係がない。それならいっそ、人生の着地点がわかっているその未来の方が楽に人生を消費できるんじゃないだろうか。
それに俺たちが逃げたら、先生たちがどうなるかもわからない。裏切りの代償だと当て付けることも不可能じゃないがやっぱりそれは自己中ではないか。
うん。俺はこのまま死に向かって歩んだ方が…
「シャンティ。俺の話を聞いてくれ。」
ぼんやりと考え込んでいた頭を声のする方向に上げると、サハが俺の目をまっすぐ見つめていた。その眼は煌びやかに光っていて、眩しいと思った。
「俺にはお前が必要だ。勝手なこと言ってるのは分かってる。でも、俺の一人先走る行動を制御してくれるのはお前だけなんだ…!
そして何より…、ここでただ死を待つなんてつまらないじゃないか…‼︎ 一緒にここを出て、俺たちの、お前の幸せを探そう!どうせ俺たちにはこの星に未練なんて一切ないんだ。それなら、みんなでここを出て、きっと楽しい旅をしよう!!」
彼の力説の大半はシャンティの右耳から左耳に流れた。
しかし、その必死に紡がれた言葉の中に彼の脳内にしがみついた単語が一つだけあった。
「(どうせ未練なんてない…か。確かにそうだ。ここにいても、ここに居なくても、別になんら変化はない。そりゃあ先生たちは大変なことになるだろう。でもそれは俺一人残るごときで変えられるものじゃない。そもそも俺は独りなんだ。それなら、平凡な死を迎えるより大胆な死を選ぶ方がなんかきっと…楽しいだろうな)」
彼には最大の欠点がある。それは自分の気持ちに正直になれないという罪。人を信じまいと心を閉ざしていく中で、彼は自らの心にも重たい楔を打ち込んでいた。
それでも心は正直に機能する。そんな感情の変化に、それがもたらす行動に、納得を保つために彼ができることは自分の行動がいかに理にかなっていて正しいことなのかを後からこじつけることであった。
「まぁ…。ここに居てもどうせ死ぬのなら…。お前らの遊びに付き合って死ぬのも悪くはねぇ…か…。」
「シャンティ…!!」
「シャンティさん…!!」
「なんだ、結局みんな来んのかよ。」
「別に拒否権なんて元々うちらにはなかったんでしょ、サハ?」
「ああ、もちろん!俺がお前らの誰一人として見捨てるような真似する訳ねぇさ!」
サハの声は最高潮に生き生きとしており、その顔はまだ見ぬ桃源郷を希求している。
「俺たちの人生は他の誰でもない、俺たちが選択するべきだ。そして選び取ったその結論が、今ここにある…!」
皆がゴクリと息を呑んだ。
「みんな、行こう!俺たちの幸せを探しに…!!安寧を求めて…!!」
ーーこうして、俺たちの長い長い旅が始まった…。
〜ドーラム豆知識その5〜
彼らの住む星ドーラムでは現在戦争下にありながらも、人類がある程度楽しく生活ができるような仕組みがなされているぞ!
その中でも特筆すべきは娯楽の多さだ!彼らの社会には戦時下であるにも関わらず、アイドルや映画、本、水族館、遊園地など、あらゆる娯楽が機能しているぞ。(もちろんその内容は検閲を通しての思想統一がなされているが)
これも背景には意思理論の考え方が適応されており、娯楽動機論、すなわち楽しいことを燃料にやる気が保たれるという理念のもとにあるんだ!




