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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第54章 ありさ86の公認車検を受ける自分の名義にしナンバーを86にした

3カ月後、86の車検が切れる、その時にワイドボディとハの字の公認車検をとりナンバーを86にした。れっきとした公認された、車になった。妊婦には毒だと中川がボルトオンターボ取り付けに大反対し取りやめた。あれからさちよは休みのたびに結弦に会いにショールームへ顔を出していた。徐々にありさの86の良さに気づき始め私もと重い腰をあげて、商談中だった。黒の86の契約をする。109万円から5万円引きの104万円で買った。100万円にしろとゴネるさちよに対してカムリを高く下取りすると約束した。ありさはさちよとエンジェルスへコーヒーを飲みに行った。86をどうカスタマイズしたいかを聞いた。「カムリを280万円くらいで下取りをしてもらう事からきりだした。」ありさは「250万円が最高額だと言ってガンと引かない。売り値が300万円だと踏んでいた。最低50万円の利益は欲しい所だった。」さちよはなかなかオッケーを出さない。困ってありさは歩みよる。「260万円.で頼む。限界だと口にした。」さちよは260万円でオッケーしたが「86のカスタマイズにかかる工賃を無料にしろ」と言い出した。「うちでやる工賃は無料にするが中川自動車販売の工賃は出来ない。」ときっぱり言った。「所でどんなカスタマイズをご希望ですか?」とありさが尋ねると「まずはワイドボディキットとトラストマフラー及びテイン製車高調に20インチホイール.WORKエモーション10Rホワイトね。オフセットはスタンダードサイズで+25ね。後あなたと同じレカロSR7レッドね。ナルディクラッシック35パイ、ボルトオンターボも欲しい。」さちよはありさの顔を見た。ありさは飽きれて声もでなかった。「さちよ、ボルトオンターボはお金かかるわよ。トラストボルトオンターボキットが80万円で取り付け工賃は最低でも60万円はくれと中川さんが言っていたわよ。冷却水やら強化クラッチやらいじらないといけなくなるからだって。140万円はかかるよ。結婚資金に取っておきなさい。新居買ったり家具家電買ったりかかるよ。だからね。ごめんなさい、緑川さんの給料そんなに高くないからね。手取り35万円って所だよ。ボーナスも2ヶ月だからね。」ありさはさちよの顔を見た。「わかった。ボルトオンターボは辞める。後はやる。あなたもわかるでしょう?まず車をノーマルで乗った事のない私達、車オタクだから最低でもアルミホイールやマフラーはやらないと駄目じゃん。最近はワイドボディキットなる物が出て公認車検取れるようになったから良い時代だよ。車幅2センチ以内なら公認車検要らないんだよ。マフラーはうるさいけどね。メーカー頑張っているしね。性能生かして音抑えてるから。ダンプとかトラックと比べると静かなものよ。」さちよは語った。「この前ね。つくば駅前でおまわりに止められてさあ?タイヤはみ出しいるとか、違法改造だとかいちゃもん付けられてさあ?どこで働いているだっちゅうからね。名刺みせたらあの違法改造車を売ってる社長かだってさあ!いけ好かないちゃありゃしない。つくば警察署の山内というおまわり。ネチネチしつこかったわ。私の身体なめ回すように見てさあ。いやらしかった。」ありさはさちよの顔を見た。「山内ってぽり公私も一度やられたわ。車検証見せたったわ?しょうもない?公認取られてましたか。チェだってさ!なめてるだろう?テメエって怒鳴りたかった。捕まってもつまらないし。あいつは最低だよ。霊達に頼んでお仕置きしてもらわないとね。そういえばショールームにいた。霊の鈴木さんと岸本さん最近いないね。ただし、アルミホイールの棚の上に四人家族がいるね。あれ、天使だよね。ありさ見守られてるもしかして?」さちよがチラリと言った。「そう、あの事件の後皆いなくなった。天使達が入ればなと思っているけど鈴木さんと岸本さんが居ないと寂しいな」ありさが言って「あの事件って何よ。教えなさい。」さちよがありさの顔を見た。「私が試乗の時に寄る千代田サービスエリアにカップルの霊がいたの私友達になったんだよ。その霊が可哀想で仕方なくてね。トラックに突っ込まれ焼死した。カップルだったのね。顔に火傷のあとと洋服はこけちゃっていていつも飴をくれとせがんでくる霊だったのやった犯人を探していると言っていたから探しあてたのそれで復讐にココの霊たちに助けてあげてと頼んだの。たまたまうちに出入りしている廃タイヤ業者の知り合いで名前が一致して顔の特長も一致したから霊たちに福島県二本松市のエビスサーキットで毎週日曜日に走っていると伝えたら皆で復讐に行ったその日に荒井俊夫って言うんだけど事故でたまたま死んでしまったのよ、たぶんあの事故は彼等がやったんだわ。」ありさは詳しく話をした。その事件ね。3ヶ月前ね。知ってるわ。だって事故で処理されたんでしょ?」さちよはありさの顔を見た。「その事件から皆いなくなったのよ。話は変わるけどWORKエモーション10Rうちで頼んであげるよ。原価で入るから後でサイズ教えてくれないかしら。タイヤもグリーンランダー245/30/20なら原価でいいわよ。工賃ももちろん私がやるからサービスね。」ありさがさちよの顔を見ると「頼んだ。今ラインでサイズ送ったから。」さちよはありさの顔を見た。「オッケー!」ありさは確認した「今日頼んで明日にはくるよ。ワイドボディキットも同じうちで頼んであげる原価よ。ただし取り付け塗装は中川自動車販売だから5万円はするから?わかってね。それも明日来るから明日休めないよね。だから今日は私の車乗って帰りなさい。さちよ、私のオフィスに移らない、お金払うから260万円ね。」ありさはさちよの顔を見た。二人は席を立って「ごちそうさまでした。」と言って店を出た。二人は社長室の応接室に入りありさは金庫から260万円を取り出し契約書と領収書を持って応接室に入りさちよに260万円を支払った。ついでに86の契約をした。124万円を120回ローンで支払う。諸費税が入り1364000円を月々11400円で支払う。契約成立した。カムリは置いて帰る。その変わりさちよの86は明日の朝からカスタマイズされる為に今日はありさが預かるかわりありさの86で帰ってもらう。「さちよ。希望ナンバーサービスが使えるから何番が良い?私は86よ。あなたも86にする?」ありさがさちよの顔を見て優しく微笑んだ。「86お揃いで良いね。了解。」さちよは右手の親指を立てた。「勿論。」ありさが言った。塗装はすぐに終わった。「下回りいじるな。」中川が言うと三人で車高調をいじり出した。そして爪折りを始めた。4台の爪折り器ですぐに終わった。乾いたらクリアを塗った。熱で乾かす事2時間、その間、20クラウンアスリートのエアロを取り付けして、爪折りをした。手際の良さに感心した。ありさは「すげえ。」と声が出た。「長年の三人の息の合った連携だよ。ありさちゃんの所の整備士達はこれからだな?楽しみにしてろよ。」中川がありさを見てニヤリ笑った。「黒のボディに白のホイールが映えますね。俺のマークXも白のホイールにすっかな?」吉澤が言った。「マークXは今のが合ってる、深リムレバンナホイールがね。私の見立てだけど。こういうホイールはスポーツカーじゃないと駄目だよ。」ありさが言った。「この20クラウンアスリートのホイールは吉澤君のマークXと同じホイールか?フロント8.5j+38でリアは10j+40って所か?」中川がぴったり当てた。「うん。そうだよ。ぴったり当てたね中川さを。中古で60000円だよ。センターキャプ赤にしたから+3520円かな?」ありさが言った。「吉澤君のは黒のセンターキャプだね。あれはあれで硬派だよ。赤にするなら言って頂戴。あげるから。」ありさが言った。「はい。今日、20クラウンアスリートの納車の時にいただきます。」吉澤が言った。「わかった。あげるわ。私居なかったら風間さんに言ってね。わかるようにしておくから。」ありさは吉澤君の顔見た。吉澤君はニコリ笑った。最近、沢辺工場長じゃなくて吉澤君が車を引き取りに来ている事が気になっていた。「良し乾いた86に取りかかるぞ!」中川が言った。全員で86に群がった。ありさも手伝った。大体手順はわかっていた。リアバンパーを全部外しワイドボディキットを入れた。電動ドライバーでネジ締めをした。続いてオーバーフェンダー左側、サイドステップ左側、オーバーフェンダー右側、サイドステップ右側へとフロント全部を外しワイドボディを付けた。そしてワイドボディキットの取り付けが終わりありさがイオンモールで買って来た銀だこを皆で食べた。「今回、ありさちゃんの会社から貰った報酬でうちも売れる車を仕入れて軽自動車のカスタマイズ店を目指すぞ。NBOXとムーブキャンパス専門店にすっからな。」中川輝夫社長が前向きに宣言した日になった。ありさも今後86とBRZのスポーツカーを扱いカムリ、マークX、クラウンアスリートのスポーツセダンの店に生まれかわる。霊達も続々帰って来た。


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