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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第46章 マークXと20クラウンとカムリの搬入が始まった

翌日からトレーラーがひっきりなしに入ってきた。午前中は2台マークXが12台、午後はトレーラーが3台20クラウンが12台とカムリが6台だった。これから7日間トレーラーが入ってくる。合計130台だった。三人で車をショールームへ入れた。黒の130系マークX1台だけ駐車場に置いておいた。後で中川自動車販売行きの車である。全て車をショールームへ入れ終わるとありさは台車にレバンナ20インチ9.5j+38とハイダHD921の225/30/20を履いた4本を黒の130系マークXに積んだ。今回は車高調も積んだ。中川さんへ丸投げだった。搬入された車の中に昨日、小島が購入を渋った赤にルーフが黒のカムリをみつけた。会長と同じグレードハイブリッドWSブラックエディションだった。シートが赤いレザーだった。なかなかでない車だ、それがうちに2台あった。奇跡を感じた。赤レザーシートは特注かもしれない。スマホで調べたら特別仕様車だった。ありさは小島に売らなく良かったと思った。会長に幾らで落札したか聞くと「350万円」だと言った。ありさはショールームの一番目立つ位置にBBSスーパーRS8.5j+38を4本20インチ、タイヤはグリーンランダー225/30/20を履かせて展示した。車高調を入れてちょいダウンさせた。脇から眺めニヤニヤしていた。「これは最高に良い600万円だ!」とプライスを付けた。藤峰店長はそれを見て薄笑みを浮かべて見ていた。「また、やってるな、ぼったくりだな?」と見ていたに違いない。藤峰はそんな可愛いありさが好きだった。その時、「おはようございます。」と風間美智代が出勤してきた。「会社は明日からだよ。」と言うと「会長と社長と店長がお店に出ていると聞いたので来ました。」と言った。「それでは頼んだ。今日は1台だけで良いからセールスて!」と発破をかけて自分は「中川さんの所へ行く。」とマークXに乗って出て行った。ありさの乗ったマークXは特別仕様であったことに後で気づく中川さんが気づいたからだ。途中から中川さんに電話をかけてオーバーフェンダーが届いているか聞くと「朝イチで来たよ。」と言った。「今から行くからブラックに塗装しておいて!それからエアロは要らないその変わり車高調を付けて。」ありさは頼んだ。中川自動車販売に着くと三人がテグスねを引いて待っていた。「おいでなすった!」中川が言った。「この車もしかしてリラックスエディションのブラックリミテッドじゃねえのか?特別仕様だぜ!こんなのやっちゃて良いのか?」中川がありさの顔を見た。「いいとも。」ありさは真顔で言った。令和の時代にいいともはなかろう?中川が苦笑いを浮かべた。「車高調からやるぞ。」中川が従業員に指示した。ありさはトランクからテイン製の車高調を出した。「一番低くするぞ!フロントとリア、キャンパーボルト入れるぞ!アームは純正使うからな?前後ハの字にするから良いか?爪折りはやるからな?grs214クラウンと同じだ。」中川がありさに聞いた。「いいとも!」また、ありさは言った。作業が終わって中川が後、横、前から確認すると「オーバーフェンダー要らねえな?このままで良い。カッコいい、」中川が言った。「社長のホイール選択が完璧なんだ。きっちりツラウチじゃねぇか?この深リムホイールも車にベストマッチだ!前に付いていたこのホイールダサいだろう付りゃいいってもんじゃねえのよ。ホイールは車にあっているかいなかを見ねえといけない。だからこのホイールはあっている。デザインが良い。BBSLMみてえだな?社長作業終了だ!乗って帰れ!」中川が言った。「20インチ30タイヤも良いですね。タイヤ履いてねえ見てえだな薄くて社長この車幾らで売るんですか?僕欲しいです。」吉澤君がありさの顔を見た。「落札金額見てないから分からない。後で連絡するから130系だから200万円はするよ。吉澤君なら安くすろよ。検討してね。落札金額プラスホイールタイヤ代と車高調代と20万円プラスと諸費用だけで良いわよ。今日の作業工賃は要らない。」ありさは吉澤君の顔を見てニヤリ笑った。そこへ佐川急便が荷物を沢山下ろした。中川が荷物の確認を始めた。ありさは「吉澤君、下取り車はあるの?」と聞くと目の前の黒の86を指差した。「中川さん所で買い取らないんですか?」ありさは中川をみたが右手を振って買わないの合図をした。「うちではスポーツカーは売れないから駄目だ。軽自動車だけで良い。社長の所へ任せる。」と言った。「うちではスポーツカーたまに売れるんだけどなあ?」ありさが言った。「吉澤君車検証見せて。多分、エンジン、下回りは大丈夫ね?だから外見だけで判断するから良い?2013年式か?中古で買った?」ありさが聞くと「はい。」と吉澤は答えた。「そう、わかった。アルミホイールはavsタイプ5ね。ゴールド、センス良いね、黒のボディにゴールドは定番ね、ガリ傷も無さそうだし、タイヤは山アリだね。マフラーはHKSか悪くない。モデリスタエアロ付きね。ぶっちゃけ幾ら欲しい?」ありさは吉澤君の顔を見たら手で7の合図をした。「70万円か?いい線だわ。2.0GTね相場調べた?私はそうだな?」ありさは吉澤君の後に中川さんが立って親指を立てて上だと合図していた。「71か?72か?73か?74か?75か?」と言いながら中川を見たもっと上だと言っていた。「76か?77か?それじゃ79か?ヤケクソで80 万円で買った。」ありさが言ったら吉澤君が「売ります。」一言言った。「はい。決定現金買い取りね。後日。」ありさは笑顔で吉澤君を見てスマホを手に会長に電話をした。「私が乗っていった。マークX落札金額教えて?200万円か?」ありさが言った。会長は180万円と電話口で言った。「吉澤君、200万円にアルミホイールとタイヤ代と車高調代と20万円と自賠責と登録料金だけで良いわよ。現金、ローン?うちはローンの金利1.5%で安いよ。何回払いにする?86のお金は貯金しな?後整備してないからね自分でやってね。」ありさは吉澤君の顔を見た。「ありがとうございます。安く買えました。」吉澤はありさの顔を見て優しく微笑んだ。「これで交渉成立か?こっち手伝ってくれよ。」中川がありさと吉澤に言った。中川が開けていたのはホイールの箱だった。出てきたのはありさが落札した。深リムメッシュホイールだった、メーカー不明のやつだった。一番ありさが気に入った物だった。続いてBBSRSだった。こちらも綺麗でリムが光っていた。続いてぶっちゃけカッコいいリム星形ゴールドホイールだった。続いて開けた段ボールからはムーブキャンパスのホイールキャプが3組とタイヤカバー3組だった。これが安くすんだからキャンパスは、デコラインを買った。後は全車のエアロと車高調。タイヤはありさの所で買って貰う計算だった。165/50/15を4本で17600円だった、「この星形ゴールドホイールはNBOXね。このメッシュホイールはムーブね。BBSRSはワゴンRね。」とありさが指定した。「タイヤは後で私が持ってくるわ、165/50/15で良いわよね?中国製になるわよ。アプタニーよ。」ありさが言うと「上等だ。」中川が言った。「明日持って来るから、今日は帰るね。ありがとうございます。吉澤君今晩うちの店に来て何時でもいいから、店は閉まっているから前まで来たら電話頂戴。はいこれ、私の番号よ。待っているわ。契約よ。マークXのね。その時、渡すね。マークX。さようなら。」ありさはマークXに乗って出て行った。ショールームへ帰るとお客様が3組来店して、会長、店長、風間さんで対応していたのでありさは「いらっしゃいませ。」とお客様に挨拶をして、三人に目配せをして黒の20クラウンを工場に入れて倉庫からワインレッドボディのgrs214クラウンに付いていたダサいホイールタイヤと車高調を代車で運んで来て、grs210クラウンを2ポストリフトに乗せ車体を上げてサスペンションを取り外しにかかった。4カ所すべて取り外し、車高調をフロントから付けて行った。車高調を付け終えて、ホイールタイヤを付けた。車高調を一番低くく調整して車体を下げて完成させた。それを2台やり終えるとコーヒーショップエンジェルスに行ってラーメンを食べた。食後にアイスコーヒーを飲んで先ほどの黒の20クラウンに乗って中川自動車販売へ向かった。165/50/15を2台分積んでいた。このクラウンはロイヤルサルーンだった。中川自動車販売に着くと三人はムーブキャンパスのタイヤカバーとホイールキャプを付けていた。ありさはクラウンのエアロを付けるのを頼むとムーブキャンパスのデカール貼りをした。車体のドアノブの高さに白のデコラインを貼った。車体の下部にはなかなか良いデザインの白いサイドデカールを貼った。それを終えるとクラウンからタイヤを出しホイールに組み込んで2台分終えると応接室で軽自動車のカスタム雑誌を眺めて参考にした。地面ベタベタの車を見てつい笑った。走れるのかと笑った。NBOXだった。見た目わからなかった。世間にはなかなかやるやからがいやがる、そう思いページをめくっていたら「出来たぞ、キャンパーボルトは要らねえか?」中川さんが怒鳴った。「キャンパーはいじらない。売り物だから。」ありさは言った。「キャンパスシール貼っておいたから、なかなかシャレオツだよ。可愛い車になったね。若い女性に売れそうです。」ありさはそう言って車に乗り込んだ。「もう1台頼むすぐ戻る。」と言って帰路についた。ショールームへ着くとクラウンをショールームへ並べた。一人のお客様がありさが乗って来た黒の20クラウンを見て「これ売り物か?」とありさに聞いて来た。「はい。出来たてホヤホヤの売り物ですよ。エアロ、車高調、アルミホイール付きです。早い者勝ちです。値段はこちらです。150万円プラス諸費用20万円だけですよ。」ありさが言うとお客様は買う気まんまんだった。なかなかカッコ良く仕上がっていた。ホイールはダサいが。風間美智代にバトンタッチしてお客様を預けてありさはシルバーの20クラウンロイヤルサルーンに乗り込んで中川自動車販売へ向かった。165/50/15を1台分積んだ。このクラウンにはありさが先に買ったワインレッドボディのクラウンに履いていたダサいディシュのホイールタイヤを付けた。似合っていた。ツライチだった。黒のクラウンロイヤルサルーンもツライチだった。びったりマッチした。中川自動車販売に着くとワゴンRをいじっていた。車高調を付けていた。中川はありさの車を見ると手を止めた。「今度はこれか?やりますか?エアロ。」中川そう言ってシルバーに塗装されたエアロを1組取ると車を2ポストリフトに乗せ車を上げた。リアのマッドガードから取り付けを始めた。ありさはホイールにタイヤをはめ込んだ。ゴールドの星形ホイールだ。それが終わると皆の作業を見学した。今度のシルバーのクラウンロイヤルサルーンもgrs210だった。やはり150万円コースだろうと思った。「中川さん。さっき作ってもらった黒のgrs210クラウン速攻で売れましたわ。奇跡です、私今日、ここで2台販売しましたわ?」ありさが言うと「マジか?信じられない。」と三人が口を揃えた。「社長、終わったよ。」中川が言った。「軽自動車私も手伝わせてくれないかしら。」ありさは中川に頼むと「構わないやってくれ、まずはワゴンRを仕上げる

車高調の取り付けは終わった。エアロだリアアンダースポイラーからいくぞ。ありさちゃんはサイドステップ行ってくれ。」中川が指示をだした。吉澤君がありさをサポートした。サイドステップが終わると「沢辺と俺はキャンパーボルトに移る、二人はそのままエアロを付けてくれ?」中川が言った。その時、ありさのスマホが鳴った。会長からだった。「ショールームの黒の130系マークX欲しいという奥さまが来たんだけど売っていいの?お母さん、駄目売約済みなの中川さん所の吉澤君が買ってくれたから駄目よ違うの勧めて130マークX沢山あるじゃない?車高調とアルミホイールとタイヤは倉庫にあるから藤峰店長が付けられるからやっちゃてもらって。」ありさが言うと電話は切れた。二人はサイドステップが終わりフロントリップスポイラーの取り付けにかかった。ありさは吉澤君の顔を見て助かったと安堵の表情を見せた。フロントリップスポイラーの取り付けが終わると「そろそろお茶にしませんか?」と中川さんの奥さまが工場に現れた。全員手を止め事務所に入った。お茶とお茶菓子が5人分テーブルに置いてあった。「何、このキャンパス可愛いじゃない?私欲しいこのグリーンのツートン。幾らあなた?」奥さまが社長に聞いた。「ただで良い俺が買ってやる。この車はありさちゃんのお母さんが乗っていた車だぞ。事故歴なし、修復歴無しだ。上等な車だ。お前にプレゼントするから今日から乗れ。」中川さんが言ったら奥さまは喜んで飛び跳ねた。ありさはそんな二人を見てほっこりした。10分の休憩が終わり作業を開始してすぐにワゴンRは完成した。やはり前後ハの字をかいていたが素敵な車に仕上がった。中川は後、横、前と見て腕を組んで頷いた。「売れてくれ。」と願った。翌日、若い男性が買ってくれた。キャンパスのブルーツートンもお客様が付いた若い女性だった。ムーブとNBOXの完成は明日以降になる。ありさ次第だ。まだ沢山のエアロ取り付け車が待っていた。20クラウン98台、マークX102台カムリ70台だった。中川自動車販売は株式会社エンジェル自動車カスタムカー専門店に支えられていた。ありさは帰路についた。ショールームへ入ると風間美智代が笑顔でありさに声をかけてきた。「今日私、カムリと86を販売しました。」て言ってきた。新年初売りだった。ありさは「明日も頼んだ。」と背中を押した。そして三人をコーヒーショップエンジェルスに誘ったありさは新入社員を5名採用すると約束する。整備士2名、営業3名、ありさは当分営業しない。整備とカスタムプロデュースに専念すると言った。そして風間美智代にこんばん、黒の86の2.0GT内装が赤が下取りされて来ると伝えた。109万円で販売するて言った。そして、良い男だからあなたに紹介したいと言った。今晩残って残業しろと伝えた。また、二人はエンジェルスで夕飯を食べた。ラーメンだった。本日は会長もカムリ1台と130系マークX1台を販売していた。藤峰店長もカムリ1台と20クラウンロイヤルサルーンを1台販売した。ありさも20クラウンロイヤルサルーン1台と130系マークX1台販売した。合計6台販売した。明日も新しい車が搬入される。これにて本日の営業はおしまいとなり解散した。「ご苦労様でした。」ありさと風間は会長と店長を見送り社長室でパソコンとにらめっこになった。風間はメルカリでBBSホイールと20インチホイール19インチホイールとにらめっこした。ありさは風間に「8.5jと9.5jはウォッチしろと言った。入札は相談しろと言った。箱に入っている物は入札しろと言った。8jでも10jでも構わないからドンドン入札しろ。」と言った。8時前にありさのスマホが鳴った。吉澤君からだ。「吉澤です。今、店の玄関の前にいまし。遅くなりました、」と言った。かりさはすぐに玄関の鍵を開けて吉澤君が中に入れた。そして、社長室へむかいいれて応接室に通した。まず、風間美智代を紹介した。「彼女、風間美智代さんと言ってうちのナンバーワン営業なのよ。30歳。吉澤君の契約を担当いたします。彼女すべてを契約をやってくれます。よろしくお願いします。吉澤君。本日はお疲れの所ありがとうございます。」ありさは笑顔で吉澤君を見て対応した。二人を応接室に残し自分はデスクに戻りヤフオクをガン見していた。すると契約が始まった。約30分くらいで終わった。無事契約成立。終わる二人は応接室から出て来た。吉澤君の手にはマークXのリモコンキィが握られていた、風間美智代の手には86のリモコンキィが握られていた。風間美智代は契約書を小脇にかかえて吉澤君の帰りを見送り駐車場まで着いていった。マークXに立ち去る吉澤君を見えなくなるまで見送った。それをありさはショールームから窓ごしに見つめていた。新たな恋が生まれたか分からない?風間美智代がショールームへ入って来た。「ご苦労様でした。上手くやれましたか?」ありさが尋ねると、「はい。まあまあです、」と照れ笑いをした。じゃあ帰りましょう。風間美智代は裏の従業員専用駐車場へありさは電気を消して鍵を閉めて外へ出た。空気が冷たかった。grs214クラウンロイヤルサルーンに乗り込んでスマホでビー・ジーズをかけるとスティンアライブがかかった。ありさはディスコソングだとは知っていたがディスコは知らなかった。そして帰路についた。長い1日が終わった。



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