第1章 ありさのこだわり
この作品はフィクションです。実際にある業者名や店舗名や病院名が出て来ます。この作品とは関係ありません。断りも得ず勝手に使わせていただきました。関係者様には申し訳ありません。作者。
ガシャガシャ腰に付けた沢山の車の鍵とキーホルダーを鳴らしながら彼女明神ありさ26歳が出勤してきた。彼女のオブセッションは古い車の収集だった。仕事はダブルワークでキャバクラのキャストと看護師資格をいかした。看取り老人の世話人をバイトとしていた。お金がどうしてもかかるので看取りは1日4万円になった。キャバクラは時給2000円で1日約1万円くらいになった。キャバクラの勤務が終わると大急ぎで看取り施設に行きお年寄りなどの話し相手になり死期を看取る仕事であった。看取りとは死期の近い人の死を看取る仕事であった。ありさの仕事場はそういう人達がはいる施設であり、そういう人達しかいなかった。何時お迎えが来るのを待つだけの仕事だったが身体は楽だが人の死を見るのははやり辛いものがあった。最後の言葉を聞いてぶん投げた家族に伝える役もしていたが大体は恨み節で皆死んで行った。それは、他人でも辛い仕事だった。感情移入もした。そして、昨晩も稲葉さんという、94歳のエロジジイが死んだこれでありさが看取った人は42名になっていた。このバイトを始めて5年になるが人が死ぬのを見るのは辛いものだった。落ち込んでいる時は倉庫に行ってコレクションの車を磨けばすぐに忘れられた。車達はすべて大事にされていたとみられ綺麗な車体であった。ありさのお気に入りは1972年式の日産フェアレディ240z茶色い車体であった。内外装とも綺麗な1台であり5年前に栃木県のおじさんから1000万円で譲ってもらった。ローンがまた、残っていた。日産フェアレディは年代事すべて揃っていた。フェアレディ、s30 、s130,z31,z32,z33、z34、後揃っていたのはスカイラインハコスカ、ケンメリ、ジャパン、30鉄仮面、31GTS、32GTR、33GTR..34GTR、35GTRは揃っていた。サバンナRx3,初代Rx7緑色FCRx7、FDRx7,Rx8、その他86レビン、トレノ、ブルーバード、ローレルブタケツ、セドリック230、セドリック330、セドリック430、.Y30、Y31,Y32、Y33,Y34、コスモAP、117クーペ、ピアッツァ、ジェミニ、スタリオン、アルシオーネ、GTO、.ラムダ、シグマ、ランエボ、セリカLB、セリカダルマ、セリカダブルダブルX、スープラ70,80、ブタメマークII、チェイサー、GX71マークIIツインターボ、GX81マークIIツインターボ、クレスタ、チェイサー、ソアラ、レパード、シルビアs110,s180sxクーペ、s13,s14,s15、シルエッティ、クラウンも全て揃っていた。セレシオも揃っていた。s180クーペ、ハオ、フィガロ、サニー、プレリュード、ビート、アコード、インスパイア、ビガー、CRX.s2000、NSX、光岡オロチ、フォルクスワーゲンビートル、ゴルフ、ローバーミニ、フィアット、BMW.98台100台に少し足りないくらいあった。ありさが普段の生活で足にしていたのは1974年式のBMW2002ターボ白い車体だっあ。ありさは今日も倉庫の中で黙々と愛車を磨いていた。その頃からなぞなの頭の痛みに襲われていた。ダブルワークで睡眠不足のせいだと考えていた。白いケンメリハードトップを磨いている時にそれは突然起きた。誰も居ない倉庫の中で倒れたのだった。めまいがくらっと襲ったのだった。その日はたまたま、愛車のBMW2002ターボが調子が悪かったので故意にしている旧車整備士の中川輝男が倉庫にいたから救急車をよんでもらい大事に至らなかった。病院ではただの貧血と疲れだろうといわれ無事帰宅したが仕事は休んだ。看取りは休めなかった、から無理して出勤した。ありさはこゎな事は初めてだった。看取り先の患者さんには異常は無かったがありさは吐き気が収まらず患者さんに心配をかけた。何時もと逆の立場であった。次の日の夜、中川輝男がキャバクラに飲みに来てくれた。中川輝男とはもう10年来の旧車仲間でイベントとかで時々一緒になり、気心の知れる唯一の仲間であった。かあら!中川さん。いらっしゃいませ!昨日はありがとうございました。軽い貧血だったみたいっす?心配かけました。本日は何飲まれますか?」ありさは中川の目をじっと見つめた。「ウィスキー水割りでお願いします。」中川はありさの顔をみて優しく微笑んだ。「私もいただいちゃいます。ウーロン茶で乾杯しましょう。」ありさは自分でデキャンタからウーロン茶をそそいで中川の水割りを慣れた手つきで作って手渡した。「乾杯!」二人はグラスを重ねた。ありさはナンバーワンキャストであった。が今晩は水を引いていた。中川が今晩初めての客になる。「ありさちゃん。あの車のコレクション何台あるんだ?君が乗っているBMW2002ターボも渋いよな?中々見ないぞ!あれ、集めるのに幾らかかった?」中川がありさの顔を見てニヤリ笑った。「あれね。3000万円はかかっているわよ。ローンも残っているしね。看護師の時に稼がしてもらったし、今もまあまあ、稼ぎがあるからね。中川さん。なんか欲しいものあるの?」ありさは中川の顔を覗いた。「そうだな?ケンメリのフォードアセダンオレンジ色のエンジン28のやつが渋いかなぁ?と思って良かったら譲ってくれない?値段は言い値で良いからさあ!」中川はありさの顔を覗いた。「あれか?私が一番最初に買ったやつなんだよ。免許取った時に思い出の車だけど中川さんなら譲るわよ。1000万円で良いかなぁ?」ありさは中川の目をじっと見つめた。「良し買った!」中川はありさの顔をじっと見つめてニヤリ笑った。「わかった。中川さんに売った大事にしてよ。」ありさは中川の目をじっと見つめて優しく微笑んだ。「ローンで良いかい?今のスカイラインs30鉄仮面売るから?」中川はありさの顔をじっと見つめた。「いいわよ。鉄仮面売っちゃうのもったいないないよ。鉄仮面なら良い値段がつきそうだわね。良かったらケンメリと交換してあげるよ。」ありさは中川の顔を見てニコリ笑った。「ありさちゃんは将来博物館でもやるのか?あんなに車、集めて?」中川が不思議そうな顔をしてありさの顔を覗いた。「うん。こうなったら、それも良いかもね?入場料500円くらい貰ってレストランなんてやったりして悪くないわね。運営費これからも稼がなきゃいけないわね。足りない車もっとそろえないといけないわ?今、欲しいのはバイクね。1970年代のカワサキ、ヤマハ、ホンダ、味があるよね。ホンダのCB400やホークII、FX400、スズキGT380、ヤマハのRZ250、カワサキkh400との3気筒ビートの3本チャンバーなんて素敵。」ありさは中川の顔を見てニヤリと笑った。「車が終わったらの話だからね。車はまだ、まだ、軽自動車の旧車をこれから集めるわよ。ダイハツミラターボやスズキセルボ、ホンダ、R2、ステップバン、ビートその他、アルトやマイティボーイ、ブルドック、シティターボ、ヨタ8、コスモスポーツもっと稼がなきゃいけない!身体おかしくしちゃうわね。まったく!私、こだわりだしたら止まらまいから!嫌になっちゃうよね!中川さん。アハハハ!」ありさは笑いながら中川の背中を叩いた。「ケンメリの話は鉄仮面が目立ついたらでいいかな?チェックしてくれない?なんか?車の話が出来る女って最高だね。ありさちゃんは特別だよ。楽しかった。また、くるわ!またな。今日もこの後、見守りの仕事あるのかい?」中川はそういうとお金を払って店を出て行って手を振りながらネオンの中に消えて行った。
空きもせず、また、怖くないホラーの書き物です。怖さは期待しないで下さい。




