表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エロゲ攻略は簡単ですか?  作者: 大黒
第一章 異世界へ──攻略開始。
5/18

その4 朝ごはんと魔術と変身と

更新が遅れました。すみません。

感想のおかげでここから少し書き方を変えました。

感想。評価。批判など、どしどしお願いします。


「おおー!このみそ汁美味しい!」


 みそ汁がこんなに美味しいとは思わなかった。白米がこんなに美味しいとは思わなかった。焼き鮭がこんなに美味しいとは思わなかった。納豆がこんなに美味しいとは思わなかった。


 現在俺はブレザーの制服を着て、なびが作ってくれた、朝ごはんを食べている。


 机の上で目の前にはなびがニコニコしながらイスに座っており、

「どうじゃ?うまいか?おいしいか?」と聞いてくるのだが、


「おいしいに決まってるだろ!やばいぞこれは!なんというか、うまい!」

「うむ。それは良かった!」


 自分のボキャブラリーに絶望しながら、食べ進めていく。ウメーーーーーーー!


 この朝ごはんで一番うまいのはやはりみそ汁だ。みその味、匂いが食欲を刺激し、一口飲めばあら不思議!口の中に幸せが広がる!

 みそ汁の中には細かく切ったネギ。そして豆腐。さらにはなめこが入っており・・・・ウメーーーーーーー!


「喜んでくれて、作ったワシもうれしいのーー」

「本当にうまいからな。これはみそ汁の店を出せるぞ。」

「いや流石にそれは言い過ぎじゃ。」

「いやいや本当だって!」

「いやいやいや、貴様は知らないだろうが、店を出すには土地や保健所の検査とかやらなくちゃいけないことがたくさんあるのじゃぞ!だから店は出せん。」

「・・そこまで言われると・・・」


 とそんな感じになびと楽しく談笑してると、

「そろそろ学校へ行ってこい。」

 と言われたので、登校開始だ!


「じゃあ、行ってきます。」

 そう言って玄関に手さげのカバンと共に行こうとすると、

「ああ、ちょっと待て。ちちちちちぷいぷいぴー!」


 ・・・・・・・・なびが壊れた!

 救急車か?いや、まずは頭を叩くか?えーーーと、


「よし!変身完了じゃ!」


 そう言ったなびはなんだかとても小さくなっていた。

 ・・・・・・・アレアレアレ?なびってこんなに小さかったっケ?

 ・・・・・・・アレアレアレ?なびってこんなにデフォルメな顔してたっけ?

 ・・・・・・・アレアレアレ?なびってこんなにぬいぐるみ感あったけ?

 なにが起こったか分からず困っていると、

「どうした?この姿はワシの究極魔術その42[ミニキャラ化]じゃ。この魔術によってワシはデフォルメ化してまるで小さなぬいぐるみのようになるのじゃ!」


 ・・・・なにそれーーーーーー!


 どうりで小さいわけだよ!デフォルメでさらに可愛くなってるわけだよ!


「すげーなこの世界。まさか魔術が存在するとは。」

「いや、魔術を使えるのはこの世界では数人ほどじゃ。この世界の人類は魔術が本当に存在していることは知らないのじゃ。」

「なるほど、っていうか小さくなった影響か声がいちいち聞き取りづらいぞ」


「おっ?そうか。なら、なむなむナムル!」


 またおかしなことを。そんなことを思ってなびを見ていると、

(もしもし、聴こえるかー?)

 ・・・・はーーーー?なんかなびの声が頭に響くんだけど!とてつもないおかしな感覚に襲われる。


(これはワシの究極魔術その18[頭に響くワシの声]じゃ。今貴様の頭に直接声を届かせています。)


 うん・・・・いちいちスゲーよ。


「でもそんなに小さくなってどうするんだ?ナビに会いに行くのか?」

(いや、貴様の学校についていこうと思ってな。)

「はーーー?いやいやいやなにそれ!」


 まさかなびがついてくるとは思わなかった。まじかよ。なんのために?

(ワシは貴様の攻略のナビゲートをする役があるからな。一緒に学校に行って貴様を導いてやろうぞ。)


 ・・・・・・マジですか。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ