表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エロゲ攻略は簡単ですか?  作者: 大黒
第一章 異世界へ──攻略開始。
12/18

その11 ベンチとお茶と気まずさと

さて、ナンパから葉山を助けた俺はどうなっていたかというと、疲れていました。ベンチで朽ちています。もう無理です。まさか人生でラノベのような展開が起きるとは思いませんでした。


「葉山大丈夫だったか?変なこととかされていないよな?」俺は隣にいる葉山に質問を投げかけた。

「う、うん大丈夫だよ」

そう言ってくれる葉山だったが顔は少し赤くなっている。よっぽどさっきの事件が辛かったに違いないな。

「辛かったな。泣いても良いんだぞ。俺は気にしないから」

「え?だ、大丈夫だから」

そう答える葉山だったが俺に気をつかってくれての発言だろう。・・・今日はこれでおひらきにするか。


「なあ、葉山今日はもう帰らないか?ルリデレラは後で俺が探しておくよ」

「え、・・・そうだね」

そう言う葉山だったが何故だろうか。少し残念そうだが?


「葉山?何かあるなら言ってくれ。俺にできることがあれば何でもするぞ」

「ふぇ!」

葉山が叫ぶ。

・・・何でもは言い過ぎたか?

まあ、いいか。葉山が望むならタピオカでもアイスでもハンバーガーでもクレープでも奢るし。

(太っ腹じゃのーーーー)

(まあ、俺がトイレに行かなければこんなことにはならなかったからな、せめてもの罪滅ぼしだよ)

(もので全て解決するとは思わないことじゃな)

・・・ごもっとも!

そう思いつつ葉山の返答を待つと、

「じゃ、じゃあ私の家に来てくれる?」

「はや?」

思わず変な声で返答してしまった。




そうして葉山の家にやってきてしまった俺。・・・仕方ないじゃん!何でもするって言っちゃったんだもん!

それに葉山が言うにはおすすめの本を教えてくれるそうだし。何の本かなーーー。ちなみに今俺は葉山がもつ自分の部屋にいる。


・・・・・女の子の部屋はじめてきたんですけど。やべーーーーーー!めっちゃんこ緊張する!いや、別に変なことは期待してないよ!うんうん、うーーーーン?


俺の心臓は高鳴っていた。変なことを期待していたわけではない。ただの経験不足による緊張だった。すると葉山がお茶をお盆に乗せてやってくる。


「お待たせ、ごめんねジュースがなくて麦茶にしちゃった」

「いや。全然いいぞ。お茶は好きだし、麦茶も緑茶もいろいろ好きだ」

「そう?なら召し上がれ!」」

「あ、ああいただきます」

ゴクッと一口

「うまい」

「そう?よかったー」

葉山は手を合わせて喜んでくれる。

かわいい。かわいいのは良いんだが。


・・・・・やべーーーよ。会話終わっちゃたよ。くそーーーどうせならなんのお茶が好きなのか聞いたりすればよかったよーーー!キマズイよーー〜!


葉山をチラッと見ると顔が赤くなってしまっている。

どうやら葉山もこの状況に緊張しているらしい。

くそーーーしっかりしろ俺!女の子が今俺と同じようにきまずくなっているんだーー!なにか、なにか話をせねば!

「なあ葉山。おすすめの本について話さないか?」

ついに俺は話の題材を見つけた。それこそが2人の共通趣味。本!やったっっっっ!これでキマズイ状況とおさらばだー!

俺は喜んだ。本についてなら1人でも何時間と話せる自信がある。いける!これならいける!そう思った俺だったが、返ってきた返答は


「ごめん」

だった。

やべーーー会話終わった・・・頭を下げて項垂れる。

すると急に服が擦れる音がした。

???なんだ?顔をあげて俺は絶句する。


「・・・どうかな?」

そこにはなぜか胸元をあけて下着姿を見せる葉山がいた。

え?





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ