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セイレーン

「女の歌声にびびるなんてな。ここいらの港には腰抜けしかいないのか?」


―――新人の船乗り、ガンデ。航海の際に行方不明になる前の言葉

水妖セイレーン

生息地:アストリア大陸南部海岸

体長:約1.6m


セイレーンは古来から船乗りに恐れられてきた。

女性の体に鳥の翼や魚の下半身をもつ彼女たちは皆見目麗しいが、大抵の場合人のことなど食料としか思っていない。

セイレーンの最大の特徴は綺麗な歌声にある。この歌声を聞いたものはまるで催眠にかかったかのように歌声に魅了され、歌声を歌うものたちのもとへ赴こうとする。

そうして船を遭難させたり座礁させたりしたところで、空中や海中から船に乗り込み船のりたちを襲ってころしてしまうのだという。

知性も高く人語を話すこともでき、ごくまれに遭難していた船を歌声で導き救ったという話もある。




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