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ドリームシップへの侵入に成功した優達。
手掛かりとなる紙飛行機を発射装置で飛ばすと、下の方へ向かって船体に墜落した。
「姫守はこの中に…」
まずは船内に侵入する必要がある。優は魔法道具を使って道を開こうとしたが、妙な匂いに気付いて手を止めた。
「タバコだ…近くに誰かいるな。気付かれると厄介だ。古土君」
「お任せあれ。早々に片付けてきますよ」
相手が何人いるかも分からない中、喜美子は不敵な笑みを見せた。
「ふぅ~…次はどこ行くんだっけ?」
「セイエイだ。旅行者歓迎新入り厄介の変な連中が住んでる場所だ」
「勤務中に雑談、そのうえ喫煙とはどういうつもりだ」
「も!申し訳ございません!」
「おい誰だ今の声、知らなゴギャア!」
二人組を発見した喜美子は早速、片方の項を狙い強烈な蹴りを命中させた。
「なっ侵に──」
「ヤニカスがっ!」
残した一人が大声をあげる寸前、顔面に拳を打ち込んで文字通り口を塞いだ。
「お、お前は…一体…」
「警備員の割に反応が鈍いな。煙草の吸い過ぎで脳がやられているんじゃないか?」
念入りに一撃加えて気絶させると、倒した二人を近くにあった救命艇の中に投げ込んだ。それから他に誰もいない事を確認すると優達の元へ戻った。
「職務怠慢でそのうえ業務ミスとは…合法化されてるだけの麻薬なんて吸ってるからだ」
喜美子が戻って来た後、優は魔法道具を起動。船内へと続く一方通行の扉を作り出し、中へ侵入した。




