表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏切られた俺だけが覚醒した 《契約支配(ドミネーション・コントラクト)》 ――奪われたすべてを、奪い返す 〜今さら謝ってももう遅い〜  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
332/444

第332話「地方貴族の手紙」

 王都の貴族街。


 一通の手紙が届く。


 差出人は地方の有力貴族。


 内容は短い。


 王都への来訪を、当面見合わせる。


 理由は書いていない。


 受け取った家令が主人に届ける。


 主人は読む。


 一度だけ。


 それから窓の外を見る。


 向かいの屋敷はもう暗い。


 先週から人がいない。


「……そうか」


 一言だけ言った。


 手紙を卓に置く。


 返事を書く気にはなれなかった。


 書いても意味がない。


 事情はお互い分かっている。


 王都が変わった。


 だから人が来なくなった。


 それだけのことだ。


 ただそれだけのことが、三十年の付き合いを静かに変えていく。


 灯りを消す。


 部屋が暗くなる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ