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裏切られた俺だけが覚醒した 《契約支配(ドミネーション・コントラクト)》 ――奪われたすべてを、奪い返す 〜今さら謝ってももう遅い〜  作者: 竜太郎


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306/444

第306話「遅れた補給」

 昼。


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 王国北部。


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 小さな砦。


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 兵士たちが荷車を見る。


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 補給隊。


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 ようやく到着した。


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 本来なら。


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 二週間前。


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 届いているはずだった。


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「……遅かったな」


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 隊長が呟く。


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 補給担当は。


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 疲れた顔で笑う。


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「……王都が止まってる」


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 短い返答。


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 誰も反論しない。


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 噂は届いている。


---


 王都。


---


 退役。


---


 遅延。


---


 欠員。


---


 遠い話だったはずだ。


---


 だが。


---


 補給の遅れは。


---


 目の前の現実だった。


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(次話へ)

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