万葉恋歌
万葉集は現存する我が国最古の歌集。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。
我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を
2023/05/02 09:00
久慈川は 幸くあり待て 潮舟に
2023/05/03 09:00
筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも
2023/05/04 09:00
橘の 下吹く風の かぐはしき
2023/05/05 09:00
足柄の み坂給はり 返り見ず
2023/05/07 09:00
今日よりは かへり見なくて 大君の
2023/05/08 09:00
天地の 神を祈りて さつ矢貫き
2023/05/09 09:00
松の木の 並たる見れば 家人の
2023/05/10 09:00
旅行きに 行くと知らずて 母父に
2023/05/11 09:00
母刀自も 玉にもがもや いただきて
2023/05/12 09:00
月日やは 過ぎぐは行くとも 母父が
2023/05/13 09:00
白波の 寄そる浜辺に 別れなば
2023/05/14 09:00
難波津のを 漕ぎ出て見れば 神さぶる
2023/05/15 09:00
ふたほがみ 悪しけ人なり あたゆまひ
2023/05/16 09:00
摂津の国の 海の渚に 船装ひ
2023/05/17 09:00
暁の かはたれ時に 島影
2023/05/18 09:00
行こ先に 波なとゑらひ 後方には
2023/05/19 12:00
わが門の 五本柳 いつもいつも
2023/05/20 09:00
千葉の野の 児手柏の ほほまれ
2023/05/21 12:00
旅とへど 真旅になりぬ 家の妹が
2023/05/22 09:00
潮船の 舳越そ白波 にはしくも
2023/05/23 09:00
群玉の 枢にくぎdさし 堅めとし
2023/05/24 09:00
国々の 社の神に 幣奉り
2023/05/25 09:00
道しらば たづねもゆかむ もみぢばを
2023/05/26 09:00
大君の 命畏み 弓の共
2023/05/27 12:00
竜田山 見つつ超え来し 桜花
2023/05/28 09:00
堀江より 朝潮満ちに 寄るこつみ
2023/05/31 09:00
渡せば 向つ峰の上の 花にほひ
2023/06/01 09:00
韓衣 裾に取り付き 泣く子らを
2023/06/02 09:00
ちはやふる 神のみさかに 幣奉り
2023/06/03 09:00
難波道を 行きて来までと 我妹子が
2023/06/04 12:00
わが妹子が 偲びにせよと 付けし紐
2023/06/05 09:00
日な曇り 碓氷の坂を 越えしだに
2023/06/06 09:00
枕太刀 腰に取り佩き ま愛しみ
2023/06/07 09:00
白玉を 手に取り持して 見るのすも
2023/06/09 09:00
赤駒を 山野にはがし 捕りかてに
2023/06/10 09:00
我が門の 片山椿 まこと汝れ
2023/06/11 09:00
家ろには 葦火焚けども 住みよけを
2023/06/12 09:00
足柄の 御坂に立して 袖振らば
2023/06/14 09:00
昔日の防人の歌(1)
2023/06/15 09:00
昔日の防人の歌(2)
2023/06/16 09:00
昔日の防人の歌(3)
2023/06/17 09:00
昔日の防人の歌(3)
2023/06/18 09:00
昔日の防人の歌(5)
2023/06/19 09:00
三月三日、防人を検校せしときに、勅使と兵部の使人等と、同じく飲宴して作りし歌
2023/06/20 09:00
三月三日、防人を検校せしときに、勅使と兵部の使人等と、同じく飲宴して作りし歌(2)
2023/06/21 09:00
闇の夜の 行く先知らず 行く我を
2023/06/22 09:00
ほととぎす なほも鳴かなむ 本つ人
2023/06/23 09:00
足柄の 八重山越えて いましなば
2023/06/24 09:00
五月九日、兵部少輔大伴宿祢家持の宅に集飲せし歌四首
2023/06/25 09:00
同じ月の十一日、左大臣橘卿の、右大弁丹比国人真人の宅に宴せし歌三首
2023/06/26 09:00
十八日、左大臣の、兵部卿橘奈良麻呂朝臣の宅に宴せし歌三首
2023/06/27 09:00
八月十三日、内の南安殿に在りて肆宴したまひし歌二首
2023/06/28 09:00
十一月二十八日、左大臣の、兵部卿橘奈良麻呂の宅に集ひて宴せし歌三首
2023/06/29 09:00
堀江漕ぐ 伊豆手の舟の 梶つくめ
2023/06/30 09:00
ほととぎす まづ鳴く朝明 いかにせば
2023/07/01 09:00
族を喩(さと)し歌一首 短歌を并せたり(1)
2023/07/02 09:00
族を喩(さと)し歌一首 短歌を并せたり(2)
2023/07/04 09:00
病に臥して無常を悲しみ、道を修めむと欲ひて作る歌二首
2023/07/05 09:00
水沫なす 仮れる身ぞとは 知れれども
2023/07/06 09:00
八日、讃岐守安宿王等の、出雲掾安宿奈杼麻呂の家に集ひて宴せし歌二首
2023/07/26 09:00
二十三日、式部少丞大伴宿祢池主の宅に集ひて飲宴せし歌二首
2023/07/31 09:00
夕霧に 千鳥の鳴きし 佐保道をば
2023/08/01 09:00
佐保川に 凍りわたれる 薄ら氷(ひ)の
2023/08/02 09:00
朝夕に 哭のし泣けば 焼太刀の
2023/08/04 09:00
畏きや 天の御門を 懸けつれば
2023/08/05 09:00
移り行く 時見るごとに 心痛く
2023/08/06 09:00
時の花 いやめづらしくも かくしこそ
2023/08/07 09:00
天平宝字元年十一月十八日、内裏に於て肆宴(しえん)したまひし歌二首
2023/08/08 09:00
十二月十八日、大監物三形王の宅に於て宴せし三首
2023/08/09 09:00
大き海の 水底深く 思ひつつ
2023/08/10 09:00
初春の 初音の今日の 玉箒
2023/08/11 09:00
水鳥の 鴨の羽色の 青馬を
2023/08/12 09:00
うちなびく 春とも著(しる)く うぐひすは
2023/08/13 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(1)
2023/08/14 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(2)
2023/08/15 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(3)
2023/08/16 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(4)
2023/08/17 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(5)
2023/08/18 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(6)
2023/08/19 09:00
二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(7)
2023/08/20 09:00
山斎を属目して作りし歌三首
2023/08/21 09:00
青海原 風波なびき 行くさ来さ
2023/08/22 09:00
秋風の 末吹きなびく 萩の花
2023/08/23 09:00
新しき 年の初めの 初春の 万葉恋歌(完)
2023/08/24 09:00