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万葉恋歌  作者: 舞夢
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高麗錦 紐の片辺ぞ 床に落ちにける

高麗錦 紐の片辺ぞ 床に落ちにける

明日の夜し 来なむと言はば 取り置きて待たむ

                     (巻11-2356)

※高麗錦:舶来、高句麗様式の高級な錦。

※明日の夜:歌を詠んだ時点では夜が明けきっていないので、その日の夜の訪れうを「明日の夜」と表現する。


貴方様の高麗錦の紐の片辺が床に落ちておりました。

今夜またお越しと言われるなら、取り置いてお待ちいたします。


片紐だけでは恥ずかしくて他の女の所には夜這い出来ない。

そうなると男は「また来るよ」としか言えなくなる。

偶然の結果か、あるは女の作戦か。

いずれにせよ、女の勝ちである。

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