表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
731/1385

さ雄鹿の 朝伏す小野の 草若み

さ雄鹿の 朝伏す小野の 草若み 隠らひかねて 人に知らゆな

                     (巻10-2267)

※草若み:草が育っておらず丈が短い状態。


さ雄鹿の 小野の草伏 いちしろく 我が問はなくに 人の知れらく

                     (巻10-2268)



野の草が短くて、雄鹿が身を隠せないことがあるけれど、私たちの関係は世間に隠しきれないとか、そんなことがないようにお願いしたいのです。


雄鹿が寝た跡はわかってしまうけれど、私はそんな下手なあからさまな共寝をしたつもりはないのです。それにもかかわらず、世間に知られてしまったのです。



鹿にかこつけて、二人の仲が知られないようにとか、隠したつもりだったけれど知られてしまったとか、そんなことを言い合う男女の歌。

寝床で抱き合いながらかもしれない、そうすると、艶めいてくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ