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万葉恋歌  作者: 舞夢
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白露を 玉になしたる 九月の

白露を 玉になしたる 九月の 有明の月 見れど飽かぬかも

                     (巻10-2229)

※白露:朝露が草花の上におかれ、白い玉のように輝いて見える。

※有明の月:旧暦九月二十日過ぎの月。朝まで西の空に残る月。

逢瀬の後、朝方の別れの時刻に振り仰いで見る月でもある。


白露を玉に変えて見せる九月の有明の月は、どれほど見ても見飽きることなどはありません。


しっとりとした逢瀬の後の朝帰りの歌。

男女ともに、心にも身体にも残る余情を詠む。


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