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万葉恋歌  作者: 舞夢
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思はぬに しぐれの雨は 降りたれど

思はぬに しぐれの雨は 降りたれど 天雲晴れて 月夜さやけし

                       (巻10-2227)


思いがけずに時雨が降りましたけれど、その後は雲も晴れましたので、さわやかな月夜となっております。


現代語訳が不要なほどに、わかりやすい歌。

月見の宴、あるいは恋人との逢瀬の前に、突然時雨に合ったのかもしれない。

しかし、通り雨である時雨は止み、空には雲が無くなり、お目当ての名月が浮かぶ。

ひと時の不安があっただけに、安心とともに、うれしさが増す。

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