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万葉恋歌  作者: 舞夢
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黄葉する 時になるらし 月人の

黄葉する 時になるらし 月人の 桂の枝の 色づく見れば

                     (巻10-2302)

※月人の桂の枝:「月人」は月の擬人化。月には桂の木が生えていると信じられていた。本来「桂」は常緑樹であるけれど、日本では落葉樹の「かつら」と理解され、それが秋に色づき、秋の月を更に輝かせると考えられていた。



黄葉する時期になったようです。

月に生えた桂の木が色づいた様子を見ておりますと。


秋が深まり空気も乾燥するから、月も輝きを増す。

しかし、古代人は、その原因を月に生えた桂の木が色づいたためとする。


黄葉の木々を愛でるだけでなく、視線を高くして、名月を楽しむ。

かくして、情趣ある空間が、また広大になる。


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