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万葉恋歌  作者: 舞夢
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しぐれの雨 間なくし降れば 真木の葉も

しぐれの雨 間なくし降れば 真木の葉も 争ひかねて 色づきにけり

                         (巻10-2196)

※真木の葉:杉、檜などの常緑樹であるが、黄葉がないわけではない。


いちしろく しぐれの雨は 降らなくに 大城の山は 色づきにけり

                         (巻10-2197)

※大城の山:大宰府大野山山頂にかつて、城があった。


時雨が絶え間なく降り続けていたので、真木の葉さえも、争いきれずに色づいてきました。


それほど時雨が降ったわけではないけれど、大城の山は、紅葉を始めました。



杉や檜は常緑樹であるけれど、永久に青々としているわけではない。

生物である以上、古くなった葉はいつか枯れて落ちる。

その過程の中で、杉や檜も黄葉がある。

ただ、葉の寿命が2年以上あるので、黄葉の分量は少ない。


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