表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
676/1385

六月の 地さへ裂けて 照る日にも

六月の 地さへ裂けて 照る日にも 我が袖乾めや 君に逢はずして

                        (巻10-1995)


六月の地面さえ乾いて裂けてしまうような、日差しが強い日であっても、私の袖が乾くことはないでしょう。貴方にお逢いすることがかなわないので。


六月は旧暦なので、梅雨もあけた真夏。

その真夏で、カンカン照りになると、土が乾き裂けてしまう。

そんな状態であっても、恋する人に逢えない女性は、泣き続けるのみ。

だから、その涙を拭く衣の袖も乾くことがない。


直線的な思い、刺激的な表現、様々な評論があるけれど、その通り。

本当の恋には、真夏の熱さもかなわないのだと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ