表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
670/1385

このころの 恋の繁けく 夏草の

このころの 恋の繁けく 夏草の 刈り払へども 生ひしくごとし

                       (巻10-1984)


最近は恋心が激しくて、まるで夏に生えてくる草が、どれだけ刈り払っても、生えて来てしまうようなものなのです。


よほどの恋の病か。

諦めようとしても、そのたびごとに恋しさは募る。

常軌を逸しているなどと、誰に笑われようと、叱られようと、どうにもならない。

そういう恋に苦しむ時期は、たいていの人があるので、実感としてわかりやすい。

それを表現するために、夏の草を使う、なかなか的を得ていると思う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ