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万葉恋歌  作者: 舞夢
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ひぐらしは 時と鳴けども 片恋に

ひぐらしは 時と鳴けども 片恋に たわやめ我は 定まらず泣く

                        (巻10-1982)


※片恋に:片思いのため。


ひぐらしは、時を定めて鳴くけれど、片思いが続いて弱った私は、いつも泣いているのです。


ひぐらしの鳴く時間帯は、ほぼ定まって夕方が多い。

男が訪れなくなり、今夜も訪れる希望がない。

そんな時期が続き、片思いとなってしまった作者は、心も弱り、常に辛くて、常に泣いている。

この歌を詠んだ時間帯も、おそらく夕方。

やはり、男に飽きられた女は、辛い。

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