表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
664/1385

春日野の 藤は散りにて 何をかも

春日野の 藤は散りにて 何をかも み狩りの人の 折りてかざさむ

                       (巻10-1974)


※み狩りの人:この歌では、五月五日の薬狩りをする官人たちのこと。尚、薬狩りは、薬草や鹿の袋角を採る行事。


春日野の藤の花は既に散ってしまいました。

み狩りの人たちは、これからは一体何を折り取って、かざしにするのでしょうか。


藤の花は美しく、藤を手にした美しい女性は、藤娘と呼ばれ、藤の花が咲き誇りなびく様子は藤波とも表現された。


おそらく藤娘とも称される美しい娘に相手ができてしまい、それに落胆した失恋の歌のような気がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ