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万葉恋歌  作者: 舞夢
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我妹子に 楝の花は 散り過ぎず

我妹子に 楝の花は 散り過ぎず 今咲けるごと ありこせぬかも

                       (巻10-1973)

あふち:栴檀の木。初夏に、約二週間ほど、高い梢をレース模様のようにおおい、淡い紫の小さな花が咲く。

※我妹子:「逢う」から、「楝の花」にかかる枕詞。


愛しいあの子に逢えると言われている、楝の花は散り去ってしまわないで欲しい。

今、咲いているままでいて欲しいのです。


目の前で咲いている花が美しいので、咲き続けて欲しいと願う。

「我妹子」とかけてあるので、新婚の若い妻の美しさの永遠を願う意図もあるのかもしれない。


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