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ほととぎす 花橘の 枝に居て
ほととぎす 花橘の 枝に居て 鳴きとよもせば 花は散りつつ
(巻10-1950)
ホトトギスが花橘の枝にとまって、とにかく大げさに鳴き騒ぐものだから、せっかくの美しい花も驚いて散ってしまうのです。
作者は、ホトトギスに文句を言っているように取れるけれど、実はホトトギスも、その元気あふれる鳴き声も可愛らしく思っている。
例えば、ペットの犬や猫が、何かにじゃれて、大騒ぎをしているのを見て楽しむ、そんな感覚と同じように思う。
ほととぎす 花橘の 枝に居て 鳴きとよもせば 花は散りつつ
(巻10-1950)
ホトトギスが花橘の枝にとまって、とにかく大げさに鳴き騒ぐものだから、せっかくの美しい花も驚いて散ってしまうのです。
作者は、ホトトギスに文句を言っているように取れるけれど、実はホトトギスも、その元気あふれる鳴き声も可愛らしく思っている。
例えば、ペットの犬や猫が、何かにじゃれて、大騒ぎをしているのを見て楽しむ、そんな感覚と同じように思う。
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