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朝戸出の 君の姿を よく見ずて
朝戸出の 君の姿を よく見ずて 長き春日を 恋ひや暮らさむ
(巻10-1925)
朝早く出て行かれた貴方の姿をしっかり見られなかったばかりに、春の長い一日を恋い焦がれて暮らすことになりそうです。
早朝、恋しくてたまらない夫の出発を、妻は戸口から送る。
しかし、近所の目もあるから、あまり近づいては送れない。
夫の姿が見えなくなれば、また恋心が高まって仕方がない。
「もっとしっかり見ればよかった」と何度も後悔することになる。
朝戸出の 君の姿を よく見ずて 長き春日を 恋ひや暮らさむ
(巻10-1925)
朝早く出て行かれた貴方の姿をしっかり見られなかったばかりに、春の長い一日を恋い焦がれて暮らすことになりそうです。
早朝、恋しくてたまらない夫の出発を、妻は戸口から送る。
しかし、近所の目もあるから、あまり近づいては送れない。
夫の姿が見えなくなれば、また恋心が高まって仕方がない。
「もっとしっかり見ればよかった」と何度も後悔することになる。
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