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万葉恋歌  作者: 舞夢
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春されば 水草の上に 置く霜の

春されば 水草の上に 置く霜の 消につつも我は 恋ひわたるかも

                       (巻10-1908)

※水草:水辺の草


春になると、水草の上におりた霜はすぐに消えてしまいます。

私も、そんな消え入るような思いで、恋をし続けているのです。



恋する人の顔が見えただけで、すぐに姿を隠してしまうような、初心な女性なのだろうか。

ただ、姿を隠したところで、恋心を抑えることはできず、また恋する人の顔を見たいと願ってしまう。

恋の結末が全く見えない時期の、繊細な想いを詠んだ歌と捉えている。



尚、万葉集の中で、春の霜はこの一首のみ。

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